私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、私が年金生活の2004年(平成16年)の秋の当初から、
我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、 家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、 買物メール老ボーイとなっている。
ここ2週間ぐらいは、漠然としながらも何かと社会に疎(うと)い私でも、
新型コロナウイルスによる新型肺炎に伴い死者、感染者などの件で、
テレビのニュースは独占するように連日報じている。
そして何かと無知な私でも、現時点では新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬はない、
と学び、動顛したりした。
もとより悪化した場合は生命に関わると学び、せめて高齢者の私ができることは、
沈静化するまでは、手を丁寧に洗い、程々の食事と熟睡をし、なるべく人出の多い処をさけて過ごす、
このように私は行動している。
しかし街を歩けば、マスクする御方が多くなって、私は今までマスクをした体験がないが、
家内が外出の際は、やはりマスクをして、人様にご迷惑をお掛けするのを配慮し、
漠然としながらも私はドラック・ストア、スーパーの家庭薬品コーナーなどで、
マスクを探したりした。
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しかしながら、何かと私が買い求めているドラック・ストアの好感している女性の販売員さんより、
『ご存じと思いますが・・マスクは品切れでして・・当面、入荷の見通しがなく・・』
と私は言われたりした。
やがて私は、少し落胆しながら、私は公式サイトの【 プレジデント・オンライン 】で、
『 新型コロナウイルスで「やってはいけない」5つのNG行動 「N95マスク」を買ってはいけない 』、
と題された記事を思い重ねたりした。
この記事は筒井 冨美フリーランス麻酔科医、医学博士の寄稿文で、
この中の『 「N95マスク」を買ってはいけない 』の章を転載させて頂く。
《・・NG3:「N95タイプ」のマスクを買いに走る
~売れ切れ続出「N95タイプのマスク」は呼吸が苦しくて使いづらい~
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今回の新型コロナ騒動で、マスクが売れている。
なかでも「N95マスク」といった高性能なタイプは、品薄状態が続いており、
オークションサイトなどで驚くような高値で取引されているようだ。
N95マスクとは、「細菌や花粉など直径0.3μm(マイクロメートル※)以上の微粒子を95%以上捕集できる」
という性能を持つ。
コロナウイルスは0.1μm程度の大きさなので、捕集効果に疑問が残る。
※毛髪の直径は80~100μm
医療従事者は、このN95マスクをしばしば利用する。
私も使用するのは慣れているが、装着するとかなり息苦しい。
先日、結核患者の手術で着用した時は、
30分ほどの装着で呼吸が苦しくなり、気分が悪くなった。
マスクに慣れていない一般人が、N95マスクを1日中装着することは困難だろう。
もちろん苦しくなって、マスクをずらせば意味がなくなってしまう。
よって、マスクは廉価品でいいので、清潔なものを毎日交換してほしい。
「安いマスクだったら、0.1μmのウイルスには効果がないのでは?」と思うかもしれないが、
ウイルスを含んだ唾液や鼻水といった飛散物をブロックするには十分である。
また、鼻や喉の粘膜への保湿効果があるので、
ウイルスの侵入しにくい健康体の保持に有効である。・・》
このような寄稿文を私は2月1日に学び、マスクを更に探し求めたりした・・。
そして昨日、3店まわった後、コンビニのセブンイレブンで、
呼吸がラクで肌にやさい『ガーゼマスク』(当てガーゼ付)1枚入りを
ふたつで272円で買い求めることが出来た。
そして本日も2店をまわった後、ドラック・ストアのトモズで、
かぜ せきの飛沫 気になるときに『めぐりずむ』(KAO)、
マスク内がじーんわりうるおう あったかな蒸気シート採用。
3枚入りの箱入りで495円で買い求めたりした。
我が家は、結果として新型コロナ対策のマスクとして、5セットとなったが、
遠い昔に確か『母をたずねて三千里』と名作があったと思われるが、
老人ボーイの私は、マスクを求めて3万歩・・と微苦笑したりしている。
そして、マスコミやネットが咀嚼もせずに垂れ流すから話が大きくなっているようです。
「アルコール消毒・うがい・マスク」三種の神器を私なりに咀嚼すれば、前の二つは自己防衛用です。
しかし、マスクは他人への感染を防ぐための物と理解しています。
ですから、風邪もひいていない者がマスクを求めて走り回り、それを嵌めるのは無駄です。
しかし、風邪気味でセキやクシャミをしていると周囲から白い目で睨まれますから、それが悩みの場合はマスクをしたほうが無難かもしれません。
いずれにしても、今の時点でマスクを求めて走りまわるのは大変ですね。
>医者によってマスクの効果に関する評価はマチマチのようです。
>そして、マスコミやネットが咀嚼もせずに垂れ流すから話が大きくなっているようです。
>「アルコール消毒・うがい・マスク」三種の神器を私なりに咀嚼すれば、前の二つは自己防衛用です。
>しかし、マスクは他人への感染を防ぐための物と理解しています。
>ですから、風邪もひいていない者がマスクを求めて走り回り、それを嵌めるのは無駄です。
>しかし、風邪気味でセキやクシャミをしていると周囲から白い目で睨まれますから、それが悩みの場合はマスクをしたほうが無難かもしれません。
貴兄のマスクに対する論評、まさに正鵠です。
私は生まれて以来、マスクは苦手で使用したことはなく、
外出の時は、談笑しているご近所の御方とは、昨今はお互いに距離を十二分に取り、
歓談しています。
そして人出の少ない道を歩き、ガムをかんだり、
ときにはノンシュガーのあめを口に入れて歩き回っているのが、実態です。
今回、マスクを買い求めたのは、家内が病院に通院する為に、
外出に伴い、人様より移されるのも、移すのも、お互いに困惑しますので、
やむなく私がマスクを探し、買い求めた次第です(笑)
>いずれにしても、今の時点でマスクを求めて走りまわるのは大変ですね。
確かに懇意しているドラッグ・ストアの販売員の御方は、
昨今のマスクには、大いに戸惑った表情で、私に応対して下さいました。