『 第35回『第一生命サラリーマン川柳』大賞決定
「8時だよ!! 昔は集合 今閉店」【ベスト10発表】 』、
と題された見出しを見たりした。
ときおり私は、『サラ川』と称せられている第一生命が主催されている
『サラリーマン川柳』を愛読している。
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私は1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受け、
やがて大学を中退後、映画・文学青年の真似事をして、無念ながら敗退したりした。
この後は、やむなくサラリーマンに転身して、
何とかある民間会社に中途入社でき、やがて35年近く勤め、
2004年(平成16年)の秋に定年退職をした。
こうした中、私は音楽業界のあるレコード会社に勤めたが、
幾たびかリストラ烈風を乗り超えたが、最後の5年半は遠い地に出向となったりし、
それなりに時代にも翻弄され波乱万丈があり、苦楽の激しいサラリーマンの時代でもあった。
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このような拙(つたな)い私の半生であり、
何かと『サラリーマン川柳』が好きで、現役時代から愛読し、励まされたり、人生の哀歓を感じたりし、
『サラ川 傑作選』の本を4冊を所有している。
そして私は『サラ川』は、この人生の日常生活の優れた哲学書のひとつと思い、
限りなく人生の哀歓と確信し、ときおり年金生活の今でも本を開いたりしている。
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本棚から特に愛読している2冊を取りだして、たわむれに記念撮影
このような心情のある私は、今年の第35回『第一生命サラリーマン川柳』に伴う
ベスト10の作品を学びたく、読んでしまった・・。
この記事は、ランキンで名高いWEBの【 オリコン 】に於いて、5月27日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・第一生命保険は27日、第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』
(以下、「サラ川(せん)」)のベスト10を発表。
全国から約6万句以上の作品の中から、栄えある第1位に輝いたのは、
まん延防止等重点措置による時短営業が求められる中、
コロナ禍の暮らしを、かつての人気番組のタイトルと掛けた一句
「8時だよ!! 昔は集合 今閉店」に決定した。
同社は、2021年9月から10月にかけて、
第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』を実施。
全国から約6万句以上が集まり、今年1月には全国優秀100句を発表した。
そして、このほど全国約6万名のサラ川ファンの投票により、ベスト10が決定した。
今回は、まん延防止等重点措置による時短営業が求められる中、
コロナ禍の暮らしを、かつての人気番組のタイトルと掛けた作品が、見事グランプリを獲得。
サラ川ファンの中には、当時番組を視聴していた人たちも多く、
コロナによる暮らしの変化をユーモラスに表現した秀逸な作品に共感の声が多数寄せられた。
そのほかにも、マスク文化ならではの“あるある”を詠んだ作品が数多くランクイン。
さらに、毎年恒例の健康を省みる作品や流行語を取り入れた川柳は、
今回も多くの支持を集め、見事ベスト10入りを果たした。
また、長年「サラ川」の愛称で、多くの人に親しまれてきた
『サラリーマン川柳コンクール』の名称を
『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』へと改めることも決定した。
新名称で初となるコンクールは2022年9月下旬より募集開始予定となる。
■ベスト10(順位・得票数・作品・雅号)
1位:2574票「8時だよ!! 昔は集合 今閉店」(山のパン屋/30代)
2位:2363票「ウイルスも 上司の指示も 変異する」(K・U/60代)
3位:2187票「にこやかに マスクの下で 『うっせぇわ!』」(ヨッシー/70代)
4位:2156票「巣ごもりで MからLに 服反応」(ダイエット/60代)
5位:1762票「マスク顔 確信持てず 見つめ合う」(福笑い/50代)
6位:1653票「マスクとる 緊急事態 ノーメイク」(ちろすけ/30代)
7位:1612票「あっ、マスク! 降りた階段 また登り」(花園の迷宮/60代)
8位:1321票「恋心 マスク外せば 花と散る」(ちゃかしっこ/30代)
9位:1320票「デジタル化 しますと紙で 通知する」(loT推進部/20代)
10位:1242票「ズーム中 ペット参加で 盛り上がる」(犬家猫/40代) ・・・(略)・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
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今回、第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』ベスト10の作品を拝読して、
感性も衰えた私でも、瞬時に魅了された作品は、
◎ 「マスク顔 確信持てず 見つめ合う」(福笑い/50代)
であったりした。
皆さんよくこんなにユーモアたっぷりの句を作れるものだなあ…と感心します。
「夫婦・家庭」編の「破れてる ジーパン繕い 怒られた」は覚えていますよ。これは傑作ですね(^o^)
杏子
初めまして・・。
先程、コメントを頂いたことに気付き、大変失礼を致しました。
>今晩は。サラリーマン川柳、おもしろいですよね。
>何度か新聞で紹介されているのを見たことがあります。
>皆さんよくこんなにユーモアたっぷりの句を作れるものだなあ…と感心します。
つたない半生を歩んできた私は、せめて川柳ぐらいは・・
と時折一句でも吐くことあるが、
やはり素養に乏しく感じ、断念したりしているのが実態です。
やむなく『ブログ』の世界で、散文のような拙(つたな)い綴りを、
殆ど毎日投稿をしたりしているのが現状です。
>「夫婦・家庭」編の「破れてる ジーパン繕い 怒られた」は覚えていますよ。
>これは傑作ですね(^o^)
私も初めて拝読した時、社会の時流を川柳の世界で、的確に表現された、
深く感心させられた作品と思っている次第です。
コメントありがとうございました。