夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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第35回『第一生命サラリーマン川柳』大賞決定、77歳の私は学び、微笑んで・・。

2022-05-28 13:33:14 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 第35回『第一生命サラリーマン川柳』大賞決定 
         「8時だよ!!  昔は集合 今閉店」【ベスト10発表】
 』、
と題された見出しを見たりした。


ときおり私は、『サラ川』と称せられている第一生命が主催されている

『サラリーマン川柳』を愛読している。

         

私は1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受け、
やがて大学を中退後、映画・文学青年の真似事をして、無念ながら敗退したりした。

この後は、やむなくサラリーマンに転身して、
何とかある民間会社に中途入社でき、やがて35年近く勤め、
2004年(平成16年)の秋に定年退職をした。

こうした中、私は音楽業界のあるレコード会社に勤めたが、
幾たびかリストラ烈風を乗り超えたが、最後の5年半は遠い地に出向となったりし、
それなりに時代にも翻弄され波乱万丈があり、苦楽の激しいサラリーマンの時代でもあった。


          


このような拙(つたな)い私の半生であり、
何かと『サラリーマン川柳』が好きで、現役時代から愛読し、励まされたり、人生の哀歓を感じたりし、
『サラ川 傑作選』の本を4冊を所有している。


そして私は『サラ川』は、この人生の日常生活の優れた哲学書のひとつと思い、
限りなく人生の哀歓と確信し、ときおり年金生活の今でも本を開いたりしている。


       
        本棚から特に愛読している2冊を取りだして、たわむれに記念撮影


このような心情のある私は、今年の第35回『第一生命サラリーマン川柳』に伴う
ベスト10の作品を学びたく、読んでしまった・・。

この記事は、ランキンで名高いWEBの【
オリコン 】に於いて、5月27日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。


《・・
第一生命保険は27日、第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール
(以下、「サラ川(せん)」)のベスト10を発表。



今回、
第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』ベスト10の作品を拝読して、
感性も衰えた私でも、瞬時に魅了された作品は、
      ◎ 「マスク顔 確信持てず 見つめ合う」(福笑い/50代)
であったりした。


毎年、これまで数多くの優秀作品が公表されてきたが、
たとえば『テーマ別に見るサラ川 優秀作品』の中で、『夫婦・家庭』編を読んだりすると、
恐れ入りました、と絶賛させられる作品にめぐり逢ったりする。

◎ 出張を 見送る妻の 目が笑う
                 詠み人・松本松峰


◎ 株価より 妻の機嫌が 乱高下
                 詠み人・頑張るお父さん


◎ 妻子から 絵文字が並ぶ ボーナス日
                  詠み人・孫悟空


◎ 家族旅行 予算削減 パパ留守番
                  詠み人・弐個


◎ 家族との 会話のつもりが 独り言
                  詠み人・ちょいバテパパ



          

そして私は、齢ばかり重ねでも、独断と偏見の多いが、
『サラリーマン川柳』の史上に於いて、今でも心に残り、
不滅の作品であると感じたのは、二作品がある。


◎ 破れてる ジーパン繕い 怒られた
                  詠み人・優しいばあちゃん

◎ うちのパパ おとなのくせに ママとねる 
                   詠み人・めだかの学校のせんせい


私は小説、随筆を60数年ばかり濫読してきた身であるが、
短かな言葉で人生の機敏を的確に表現する川柳の世界に於いて、
このおふたりの圧倒的な感性と文才に、ふるえる程に感銘して、思わず脱帽したりしている。


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2 コメント

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Unknown (charlotte622)
2022-05-28 22:02:11
今晩は。サラリーマン川柳、おもしろいですよね。何度か新聞で紹介されているのを見たことがあります。
皆さんよくこんなにユーモアたっぷりの句を作れるものだなあ…と感心します。
「夫婦・家庭」編の「破れてる ジーパン繕い 怒られた」は覚えていますよ。これは傑作ですね(^o^)
杏子
返信する
川柳も素養に乏しく感じ・・。 (夢逢人)
2022-05-29 00:55:07
charlotte622さま。

初めまして・・。

先程、コメントを頂いたことに気付き、大変失礼を致しました。

>今晩は。サラリーマン川柳、おもしろいですよね。
>何度か新聞で紹介されているのを見たことがあります。
>皆さんよくこんなにユーモアたっぷりの句を作れるものだなあ…と感心します。

つたない半生を歩んできた私は、せめて川柳ぐらいは・・
と時折一句でも吐くことあるが、
やはり素養に乏しく感じ、断念したりしているのが実態です。

やむなく『ブログ』の世界で、散文のような拙(つたな)い綴りを、
殆ど毎日投稿をしたりしているのが現状です。


>「夫婦・家庭」編の「破れてる ジーパン繕い 怒られた」は覚えていますよ。
>これは傑作ですね(^o^)

私も初めて拝読した時、社会の時流を川柳の世界で、的確に表現された、
深く感心させられた作品と思っている次第です。

コメントありがとうございました。
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