私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
過ぎし4日の水曜日、日中は梅雨の間の快晴となり、
私の住む地域でも30度を超えて、今年初めての真夏日となった。
この時節の私は、夏の帽子を深くかぶり、半袖のスポーツシャツ、長ズボンの容姿で、
熱いと感じたら、扇子(せんす)を扇(あお)ぎながら、歩いたりしている。
いつものように日常の買物の専任者の私は、独りで日常の買い物を終えた後、
帰宅後は洗面所で冷たい水で顔を洗ったりした。
家内は窓を開け放ち、掃除をしていた・・。
そして部屋の外れで、扇風機の羽根が元気よく廻っていたのであった。
『扇風機かょ・・』
と私は心の中で呟(つぶや)き、
やむなく私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
翌日の5日の木曜日も、昼下りは30度に近い暑さとなり、
『XXちゃんさぁ・・ボチボチ・・エアコンのお世話にならない?』
と私は家内に言ったりした。
『節電の世の中でしょう・・もう少し熱くなったら、エアコンを点(つ)けましょ』
と家内は平然と私に言うのであった。
その後、やむなく私は和室の6畳で簡易ベットに横たわり、
部屋の片隅みで扇風機の羽根の風を頼りに、本を読んだりした。
この翌日、家内は居間を除き、和室、洋室、茶室、玄関、洗面所、トイレの窓際に、
簾〈すだれ〉を付けたりした。
我が家では、6月の梅雨入りの前の頃から秋のお彼岸の頃まで、
簾〈すだれ〉を各部屋に掛けているのが、ここ10数年の習〈なら〉わしとなっている。
洋間であったら、雨戸、網戸、ガラス戸があるが、そしてカーテンを外して簾〈すだれ〉とし、
和室も同様に、雨戸、網戸、障子となっているが、簾〈すだれ〉を掛けたりしている。
そして朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりしている。
私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、本を読んだりし、
ときおり庭を眺めたりする時、ほのかな暗さを通して、
樹木、草花が涼しげに見えたりし、夏の熱い季節を、ここ7年の年金生活を過ごしてきた。
過ぎし11日の水曜日には、梅雨の間の快晴となり、
今年一番の暑さになり、昼下りは31度近くになったりしたが、
我が家は居間だけ扇風機の羽根が元気よく廻り、
私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
そして居間の天上に近いエアコンを恨めし気に見たりしていた。
家内はクーラーの冷風が苦手で、独りでいる時は、32度ぐらいの室温までは殆ど平常であるが、
私は暑さが何よりも苦手なので、室温が28度以上になると、エアコンの冷風をこよなく愛している。
このような風変わりなカップルなので、この熱い季節になると、
静かな冷たい戦争が、ときおり我が家で発生する。
夏の熱い時期になると、私たち夫婦は長年の冷たい戦争の結果、
我が家の室温の妥協設定温度は、28度となっている。
こうした根拠のひとつは、確か30数年前の頃に、
強力でこの世で怖い専業主婦を中核とする団体の『主婦連』は、
27度が身体にも経済的にも最適と掲げたことがあったので、
私はこの案を利用して、
『主婦連の方たちさえも・・27度なのよ・・』
と私は家内に言ったりした結果、室温設定が28度としているのが、10年前の頃からである。
過ぎし7日の土曜日は、七夕の日でありったが、
少年・少女の夢の短冊(たんざく)の願いも関わらず、不幸にして小雨が降ったり止んだりした日中となった。
そしてこの時節としては、稀(まれ)な昼下りは26度以下となった。
私は風通しのよい作務衣を着たりして、心身絶好調で過ごし、居間のソファで本を読んだりした。
その後、気温は下り、夜は肌寒く、夏用のバジャマからスリー・シーズン用に着替えたりした。
そして節電の風潮の中、エアコンのお世話に成らず、経済的にも最良、と微笑んだりした。
これからの夏の時節も最高気温30度ぐらいの暑さであったならば、
働いて下さるサラリーマンの諸兄諸姉、そして高齢者も熱中症に悩ませられることなく、
快適な夏を過ごせるかしら、と思ったりした。
その後は幾たびか30度前後の暑さとなったりしたが、
昨日の13日の金曜日、私たち夫婦は駅前に買い物に行ったりし、
湿度も高い31度ばかりの曇り時々晴れとなった。
帰宅後、私は扇風機の風に身を寄せたりし、
『こんなに蒸し暑いと・・思考能力は・・なくなるよねぇ・・』
と私は家内に言ったりしていた。
そして私たち夫婦は、やむなく今年初めてのエアコンを稼働させる為、
居間、寝室の二部屋のエアコンのカタログを見たりしながら、清掃の要点を確認したりした。
そして昨今のエアコンは、自動清掃の機能があったので、
居間のエアコンを稼働させた。
そして、冷風を受けた私は、夏の熱い時期はこの世で一番の贈り物だ、
と確信を深めたりした。
今朝の7時過ぎ、私たち夫婦は朝涼の残る中、居間のカーテンを外して、
簾〈すだれ〉を掛けたりした。
そしてソファーに座り、ほのかな暗さを通して、庭を眺めたりした。
このように我が家は、遅ればせながら夏模様のいつもの『夏の陣』の体制となり、
暑さに苦手な私は、秋のお彼岸までお世話になります、
とエアコンに向いながら、心の中で呟(つぶや)いたりした。
余談ながら、我が家のエアコンは、熱い時期の数か月に冷房機能だけ奮戦させ、
寒い冬の季節はガスファンヒーターが活躍させるので、お休み期間が長いと思われる。
しかしながら、昨年の夏の8月初めに長年愛用してきた居間のエアコンが突然に故障して、
水漏れの惨事となり、やむなく新規交代した体験があるので、
私はエアコンに向い、壊れないでねぇ、と正直なところ祈願したりした。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
過ぎし4日の水曜日、日中は梅雨の間の快晴となり、
私の住む地域でも30度を超えて、今年初めての真夏日となった。
この時節の私は、夏の帽子を深くかぶり、半袖のスポーツシャツ、長ズボンの容姿で、
熱いと感じたら、扇子(せんす)を扇(あお)ぎながら、歩いたりしている。
いつものように日常の買物の専任者の私は、独りで日常の買い物を終えた後、
帰宅後は洗面所で冷たい水で顔を洗ったりした。
家内は窓を開け放ち、掃除をしていた・・。
そして部屋の外れで、扇風機の羽根が元気よく廻っていたのであった。
『扇風機かょ・・』
と私は心の中で呟(つぶや)き、
やむなく私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
翌日の5日の木曜日も、昼下りは30度に近い暑さとなり、
『XXちゃんさぁ・・ボチボチ・・エアコンのお世話にならない?』
と私は家内に言ったりした。
『節電の世の中でしょう・・もう少し熱くなったら、エアコンを点(つ)けましょ』
と家内は平然と私に言うのであった。
その後、やむなく私は和室の6畳で簡易ベットに横たわり、
部屋の片隅みで扇風機の羽根の風を頼りに、本を読んだりした。
この翌日、家内は居間を除き、和室、洋室、茶室、玄関、洗面所、トイレの窓際に、
簾〈すだれ〉を付けたりした。
我が家では、6月の梅雨入りの前の頃から秋のお彼岸の頃まで、
簾〈すだれ〉を各部屋に掛けているのが、ここ10数年の習〈なら〉わしとなっている。
洋間であったら、雨戸、網戸、ガラス戸があるが、そしてカーテンを外して簾〈すだれ〉とし、
和室も同様に、雨戸、網戸、障子となっているが、簾〈すだれ〉を掛けたりしている。
そして朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりしている。
私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、本を読んだりし、
ときおり庭を眺めたりする時、ほのかな暗さを通して、
樹木、草花が涼しげに見えたりし、夏の熱い季節を、ここ7年の年金生活を過ごしてきた。
過ぎし11日の水曜日には、梅雨の間の快晴となり、
今年一番の暑さになり、昼下りは31度近くになったりしたが、
我が家は居間だけ扇風機の羽根が元気よく廻り、
私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
そして居間の天上に近いエアコンを恨めし気に見たりしていた。
家内はクーラーの冷風が苦手で、独りでいる時は、32度ぐらいの室温までは殆ど平常であるが、
私は暑さが何よりも苦手なので、室温が28度以上になると、エアコンの冷風をこよなく愛している。
このような風変わりなカップルなので、この熱い季節になると、
静かな冷たい戦争が、ときおり我が家で発生する。
夏の熱い時期になると、私たち夫婦は長年の冷たい戦争の結果、
我が家の室温の妥協設定温度は、28度となっている。
こうした根拠のひとつは、確か30数年前の頃に、
強力でこの世で怖い専業主婦を中核とする団体の『主婦連』は、
27度が身体にも経済的にも最適と掲げたことがあったので、
私はこの案を利用して、
『主婦連の方たちさえも・・27度なのよ・・』
と私は家内に言ったりした結果、室温設定が28度としているのが、10年前の頃からである。
過ぎし7日の土曜日は、七夕の日でありったが、
少年・少女の夢の短冊(たんざく)の願いも関わらず、不幸にして小雨が降ったり止んだりした日中となった。
そしてこの時節としては、稀(まれ)な昼下りは26度以下となった。
私は風通しのよい作務衣を着たりして、心身絶好調で過ごし、居間のソファで本を読んだりした。
その後、気温は下り、夜は肌寒く、夏用のバジャマからスリー・シーズン用に着替えたりした。
そして節電の風潮の中、エアコンのお世話に成らず、経済的にも最良、と微笑んだりした。
これからの夏の時節も最高気温30度ぐらいの暑さであったならば、
働いて下さるサラリーマンの諸兄諸姉、そして高齢者も熱中症に悩ませられることなく、
快適な夏を過ごせるかしら、と思ったりした。
その後は幾たびか30度前後の暑さとなったりしたが、
昨日の13日の金曜日、私たち夫婦は駅前に買い物に行ったりし、
湿度も高い31度ばかりの曇り時々晴れとなった。
帰宅後、私は扇風機の風に身を寄せたりし、
『こんなに蒸し暑いと・・思考能力は・・なくなるよねぇ・・』
と私は家内に言ったりしていた。
そして私たち夫婦は、やむなく今年初めてのエアコンを稼働させる為、
居間、寝室の二部屋のエアコンのカタログを見たりしながら、清掃の要点を確認したりした。
そして昨今のエアコンは、自動清掃の機能があったので、
居間のエアコンを稼働させた。
そして、冷風を受けた私は、夏の熱い時期はこの世で一番の贈り物だ、
と確信を深めたりした。
今朝の7時過ぎ、私たち夫婦は朝涼の残る中、居間のカーテンを外して、
簾〈すだれ〉を掛けたりした。
そしてソファーに座り、ほのかな暗さを通して、庭を眺めたりした。
このように我が家は、遅ればせながら夏模様のいつもの『夏の陣』の体制となり、
暑さに苦手な私は、秋のお彼岸までお世話になります、
とエアコンに向いながら、心の中で呟(つぶや)いたりした。
余談ながら、我が家のエアコンは、熱い時期の数か月に冷房機能だけ奮戦させ、
寒い冬の季節はガスファンヒーターが活躍させるので、お休み期間が長いと思われる。
しかしながら、昨年の夏の8月初めに長年愛用してきた居間のエアコンが突然に故障して、
水漏れの惨事となり、やむなく新規交代した体験があるので、
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