夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

金木犀の香(かぐわ)しい芳香の中、安全保障関連法を思い馳せれば・・。

2015-09-20 15:39:52 | ささやかな古稀からの思い
私は年金生活11年生の老ボーイのひとりであるが、
今朝、NHKのテレビニュースを視聴していたら、シルバーウィークは全国的に晴れる日多い中を迎えて、と知り、
働いて下さる諸兄諸姉の多くの人は、多忙な毎日せめて休日ぐらいは秋晴れに恵まれ、
良かったですねぇ、と微笑んだりした。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みに住み、
私の生家に近く、この地域に住んで早や65年が過ぎている。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後37年過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
          


平素の買物メール老ボーイの私は、秋晴れに恵まれた青空の中、いつものように午前中のひととき、
独りでスーパーで買物の責務を終え、帰宅した・・。

こうした中で、過ぎし一週間前の頃から我が家の小庭では香(かぐわ)しい芳香が漂(ただよ)い、
金木犀(キンモクセイ)が咲き始める時節だ、と私は微笑んだりしてきた。

我が家の小庭には庭の片隅に一本、そして居間に隣接した和室の近くに一本あり、
私がテラスに降り立つと、かぐわしい芳香が漂(ただよ)ってきたので、
近寄るとたわわな莟(つぼみ)を眺めたりして、昨日は快晴に恵まれ、今は満開となっている。
          

私はこの金木犀(キンモクセイ)の香りは、秋の到来を告げてくれる花木であり、
好きな花のひとつである。

今は満開のたわわな橙黄色の小花となり、周辺にかぐわしい芳香が漂(ただよ)わせている。
          
やがて一週間が過ぎた頃、ときおり風がなくても小花が音もなく散り始めて、
黒土に落下する時に、かすかな音をたてる。

そして樹元の周囲は黒土の上で、こぼれた橙黄色の小花が彩(いろど)る。

こうした中で、やがて金木犀の枝に橙黄色の小花が残っているが、
大半は地上の黒土に絨毯のように敷き占め、沈香の香りを残す情景となる。

このような情景を私は眺めたりすると、この世の確かな美はこのようなものかしら、
と私は眺めて毎年過ごしている。
           
        
私はぼんやりとテラスに降り立ち、少し離れた満開となっている金木犀を眺めたりした。

やがて昨日に成立した安全保障関連法に思いを馳せたりした・・。

私はここ一週間、テレビニュースを視聴したりすると、少しやりきれない思いがあふれて、
16日には、『安保法制、日本人が求めているのは「生活保守」「安全」であり・・論説、私は賛意し・・。』、
昨日の19日に『安保法案、民主党が主導している国民の不安をあおる言動は、罪が重い・・。』、
と題して、私はあふれる思いを一気呵成で書き上げて、投稿した。

先ほど、ぼんやり多くの憲法学者からは、たとえ限定的であっても、
集団的自衛権行使を容認する法律は憲法違反だ、と叫ばれる中、
安倍政権は迅速に安全保障関連法を成立させたことは・・と思案したりした・・。
          

もとより政府は、国家の存在、そして国民の平和と安全を守ることが、
何より重大な優先とした責務である。
そして国際社会の平和と安全に対しても、貢献を配慮して責務も求められている。

日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している。

北朝鮮は、核・ミサイル開発を強行し軍事挑発を続け、隣国の韓国、日本など有事に対処しながらも、
少なくとも東アジアが不安定となっている。

そして中国は軍事強化を増している。
我が国の沖縄県の尖閣諸島周辺に於いては、中国軍による射撃用レーダーの照射、
或いは戦闘機の異常接近といった挑発行為が、幾たびか起きている。

或いは、中国は東シナ海の日中の中間線付近で、
日本の再三にわたる抗議にもかかわらず、ガス田開発を一方的に行っている。

2013年6月以降、海上施設は計16基に急増し、
これらの施設がレーダー基地や偵察ヘリコプターの活動拠点となる恐れもある。

そして南シナ海に於いては、中国は独断的な解釈をして、
フィリピンなどが領有権を主張するスプラトリー(南沙)諸島の岩礁埋め立てを強行し、
軍事拠点化を進め、国際法を完全無視して、海洋権益を主張している。

こうして南シナ海の周辺諸国は、軍事力を拡大している中国におびえているが、現状でもある。


こうした中で、日本は原油やガスなどを輸入に依存している。
中東・ホルムズ海峡からインド洋から南シナ海、東シナ海へと至る長大なシーレーン(海上交通路)は、
日本にとって、経済もさることながら、国民生活を守るうえで最大の課題のひとつでもある。

こうしたシーレーンやその周辺で不測の事態が起きれば、我が国に甚大な影響をもたらす。
          

少なくともこうした難題に日本は直面しているので、
たとえ多くの憲法学者からは、たとえ限定的であっても、
集団的自衛権行使を容認する法律は憲法違反だ、と叫ばれる中、
安倍政権は緊急の難題に対処するために、迅速に安全保障関連法を成立させた、と私は思ったりした。

もとよりこうしたことは、国家の存在、そして国民の平和と安全を守ることが、
何より重大な優先とした責務、そして国際社会の平和と安全に対しても、配慮したことである。

そして集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法は、
戦後日本の安保政策は大きく前進することとなる。

そして日米同盟を基軸とする日本の抑止力を高め、迫する東アジア情勢への備えを万全をめざして、
中国の軍事力を牽制し、衝突を避けるためにも、国際の貢献にも寄与していくだろう、と思い重ねたりした。
          

多くの憲法学者から「限定的であっても集団的自衛権行使を容認する法律は憲法違反だ」
と批判が出たりしたが、
たとえ訴訟されても、日本が自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために
「必要な自衛のための措置」をとりうることは当然、
と1959年の砂川事件の最高裁判決したのに、準拠すると思ったりしている。

こうした根底には、憲法の一部を懸案して、国民に戸惑いをさせるより、
国家の存在、そして国民の平和と安全を守ることが、何よりの政府の最優先の責務である、
と私は信じている。

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残念ながら力の均衡があって、表面上は平和が保たれる (夢逢人)
2015-09-21 08:26:35
光子さま。

お久しぶりです。

>たしかに中国や北朝鮮は脅威に見えます
>だからといって 軍備を増強すれば相手ももっと強硬に軍備を固めるでしょう

安保関連法は、日本自身の安全のための抑止力を強化すると同時に、
日本がよって立つ世界の平和にも貢献できる能力を増やす、と感じている次第です。

もとより集団的自衛権行使の限定的容認は、
日本防衛のため警戒監視などを行う米軍を自衛隊が守る装備品防護などで、
後方支援の拡充などにより、日米協力を更に強化し、日米同盟の抑止力を高めことと思っています。

東・南シナ海での中国の実効支配拡大の動きは、国際法を無視し、東アジアの多くは諸国は、
脅威、被害を受けて、危険な状況となっています。

日本と米国は日米協力を更に強化し、中国を牽制して、抑止力を高め、
中国との軍事衝突のリスクを下げようとするのが、今回の目的でもあると思っている次第です。

残念ながら力の均衡があって、表面上は平和が保たれる、というのが私は歴史から学んだことです。
たとえば、米国とソ蓮の冷戦下、お互いに核の脅威から、核を使えず、大戦にならず表面上は平和が保たた、
力の均衡です。


>ぼちぼち 今までの方法から抜け出して
>戦争か平和の2極の世界から脱出しても良いのではないですか

>地球から戦争をなくそうと 本気で願えば
>日本はどう動けばよいのか おのずと答えは出るでしょう  

こうしたことは世界各国の民衆bの願いあり、主要国の政治家はたえず思案していますが、
それぞれの国は国益を配慮し、昏迷で悲惨な現実が多発しています。

《・・地球から戦争をなくそうと 本気で願えば
日本はどう動けばよいのか おのずと答えは出るでしょう・・》

私はたとえば宗教・・イスラム教など統一されれば、ある程度は戦争はなるなると思いますが、
それでもイスラム教の各派などの思惑で混乱します。

或いは一党独裁政権で、戦争をなくす・・
地球から戦争をなくすこと・・日本はどう動けばよいのか・・おのずと答えは出るでしょう・・

私は不勉強の為、解りません。
出来ましたら貴女様が、ブログ上などでご高説を投稿して下さい。

返信する
戦争と平和 (光子)
2015-09-21 00:06:50
安全保障関連法の賛否はあって当然の意見ですね

法案の通し方は やはり規定に沿って粛々と行うもので 姑息な方法を使わなければ 決定できないというのは 国会議員としていかがなものかと思います
間違って無ければ堂々と行えばよいのです

国を守る=国民を守る・・・ではないように感じます
先の大戦では国の権威を守るために どれだけの国民の命が犠牲になったのか そして相手国の兵士も傷つき 犠牲になっています

戦争は国を守るだけではなく 経済も動かします
どれだけの軍事費がかかり それで潤う一握りの者達の欲望をも満たします

たしかに中国や北朝鮮は脅威に見えます
だからといって 軍備を増強すれば相手ももっと強硬に軍備を固めるでしょう
江戸時代の敵討ちと同じ 永遠に終わる事の無い戦が始まるのです
最終的には核兵器を準備 そして抑止力とするでしょう 
地球上で初めて原爆が使用された広島の人たちが
今でも苦しんでいるのです なくして行くのが道です
ウランを原料とするエネルギーが人間をどれだけ苦しめているか
ナバホやブッタガヤのウラン鉱山での過酷な労働を強いられる貧困層の人々を知っていますか

武器を持って 力で制圧する そんな方法しかないのですか・・・
女は子を産みます 
その子が人を殺す 殺さなければ自分が殺される
国が強くなければ滅ぼされる 今までの歴史はそれの繰り返し 強くあることが我が国を守る事だと学んできたのです が 本当にその方法しかないのですか

仕方がない どうにもできない そんな言い訳で戦いが始まり 多くの人が亡くなります

ぼちぼち 今までの方法から抜け出して
戦争か平和の2極の世界から脱出しても良いのではないですか

お金は人が価値をつけて 世界を廻っています
エネルギーは石油の奪い合いで無くなると日本は大変だと・・・誘導する人々は経済界を牛耳る一部の人

日本には知られてないエネルギーがあり
他国に頼らなくても自給率を上げることも可能

ただし 政治の方向を変えなければ・・・
自国を 足元をきちんと見て 本当に我欲を捨てて
政治を執り行えば 「他国が攻めてくる」などという
戦争の理由などに躍らせられずに国を治めることが出来るのではないですか
そんなのよそらごとと言って いままで取り組んでないだけです

地球から戦争をなくそうと 本気で願えば
日本はどう動けばよいのか おのずと答えは出るでしょう  
私の想いを書きました 長文ですみません

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