夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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飲酒量と脳委縮には相関関係が・・飲むほどに認知症リスクは増す、78歳の私は学び、微苦笑して・・。

2023-02-21 16:05:09 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ている中、
『 飲酒量と脳委縮には相関関係が・・
       飲むほどに認知症リスクは増す 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む78歳の年金生活の身であるが、

こうした中、過ぎし2010年(平成22年)の秋、
私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病の疑いがありますので、内科に受診して下さい』
と明記されてしまった。 



私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・
何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医院長に懇願した。
 
そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、蒼色吐息のような表情で、
内科の医院長のアドバイスを聴いたりした・・。
 
私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。
 
やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、
 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。
 
この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。
 
そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。
 
          
 
こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

この時、医院長より指針とされたことは、
糖尿病の指標となる血液検査項目の
HbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6.5%を切れば、糖尿病予備群となります、
このようなことを言われたりした。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
 
しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、と言われる時もある。

このように私は、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、
そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、早や13年目となっている。




このような体験をしてきた私は、
今回の《・・飲酒量と脳委縮には相関関係が・・飲むほどに認知症リスクは増す・・》、
ドキ~ンとしながら、記事を読んでしまった。

この記事は、日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、
順天堂大学医学部名誉教授の新井平伊さんが、
認知症治療の第一人者が教える 元気な脳で天寿を全う』と題された連載寄稿文のひとつで、
今回の記事は、2月7日に配信されていた。

無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ 日常的にお酒を飲む人に「健康面で気になることは?」と聞くと、
大抵の場合、「肝臓」という答えが返ってくるのではないでしょうか。

健康診断の前には、お酒の量を減らし、
GOT、GPT、γ-GTPといった肝機能の数値が基準値を超えないよう、
 超えても大幅に数値が高くならないよう、
気をつけている人も少なくないと思います。

しかし私は、アルコールが脳に与える影響にも、

もっと意識を向けてほしいと思うのです。

アルコールは、脳を萎縮させ、認知症の発症リスクを高めるからです。

アルコール依存症や大量飲酒者には、脳萎縮が高い割合で見られ、

大量に飲酒する経験がある人では、
認知症になる人が多いといった疫学調査の結果はいくつもあります。

たとえば、施設に入所している認知症の高齢者の29%、

実に3割の人が大量飲酒が原因の認知症と考えられたという調査結果。

過去に5年間以上のアルコール乱用または大量飲酒の経験がある高齢男性は、
そうでない人と比べて、認知症リスクが4・6倍と示した報告もあります。

最近の調査では、飲酒量と脳萎縮は、
相関関係にあることも報告されています。

1週間あたりの飲酒量と認知症の危険性を調べた調査では、

350ミリリットルビール1本相当を「1本」とした場合、
1週間あたり「1~6本」よりも「7~13本」、
さらに「14本以上」と増えるにつれ、
認知症の危険性が上昇していきました。

ただし、この調査では「飲まない」、「1本未満」よりも、

「1~6本」の方が認知症の危険度は低かった。

「少量の飲酒は、認知症の危険度を下げる」とも捉えられますが、
私は「多少飲む程度は、いいかもしれませんね」くらいの認識に
とどめておいた方がいい、と考えています。 (略)




■断酒・節酒で予防

アルコールは、さまざまな病気に関係しており、

脳血管障害、頭部外傷、糖尿病などを引き起こします。

これらも認知症へとつながる病気ですが、
認知機能低下の原因について検査し、アルコール以外に原因がなければ、
アルコールの大量飲酒が原因と考えられるアルコール性認知症(アルコール性の健忘症)とされます
(ただ、多くは微小な血管の障害を伴っていることから、
血管性認知症が病態の本質であるとの神経病理学研究者の意見もあります)。

アルコール性認知症であれば、

つまりアルコール以外に認知機能低下の原因がない場合は、
断酒によって認知機能を取り戻すことが可能です。

私の患者さんでも、毎日飲んでいたワインをやめ、

生活習慣を改めたところ、かつての「健康な脳」に戻り、
仕事に復帰された人がいます。 (略)・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、順天堂大学医学部名誉教授の新井平伊さんより、










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