夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

集中力を高めるベストな運動、睡眠、食事を学び、やがて微苦笑させられて・・。

2015-07-29 14:13:17 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
昼食後のひととき、週に2回ぐらい愛読しているネットのサイトを見たりしていた。

ビジネス総合情報誌として名高い『プレジデント』の基幹サイトで、
私は年金生活の中で、健康、医療、介護など多々学んできました・・。

そして今回は、目に止まってしまったのは、
【集中力を高めるベストな運動、睡眠、食事は?】であり、
遅ればせながら学ぼうと思い、クリックして読んだりした。

やがて読み終わった後、せめて現役サラリーマン時代に学んでいれば・・、
と思ったりした。
しかしながら知らなかったこともあり、今後のセカンドライフ中で、
遅ればせながら生かそう、と深く感じたりした。

この記事の原文は、『PRESIDENT 』の2014年9月29日号に掲載された記事のひとつで、
『PRESIDENT 』の基幹サイトに2015年7月28日に配信され、
フリー編集者の遠藤 成(えんどう・せい)さんが寄稿された文であり、
無断であるが転載させて頂く。
          

《・・
メンテで脳力はアップする

脳は集中状態が好きではない。
脳の血流量を観察すると、脳が活発なのは15分くらいがいいところ。
でも集中力を高めるきっかけになるメソッド(方法)はある。

諏訪東京理科大学教授・篠原菊紀氏が勧める運動を紹介しよう。

「集中力は眼球の動きと密接にかかわっているので、こんな運動をしてみましょう。
(1)パソコンの中央を見つめる、
(2)顔を動かさず眼球だけを動かしてモニターの四隅を右上→右下→左下→左上と時計回りに見つめ2周する、
(3)次に反時計回りに見つめて2周する、
(4)終わったらふぅ~っと息を吐く」

気が散りがち、頭の切り替えができないときに効果を発揮するそうだ。
          

脳をよい状態に保つためには規則正しい生活が重要。
なかでも1日の約3分の1を占める睡眠時間。
忙しいとどうしても睡眠時間を削りがちで、寝ないで頑張ったことを自慢する人も少なくないが、
脳の機能的にいえば、これは最悪。

これまででも述べたように閃きは、眠りから生まれるといってもよい。
ただ、成人に適切な睡眠時間の長さは個人差が大きい。

「でも、睡眠時間が短くなりすぎて、損をしている人のほうが圧倒的に多い。
睡眠は質も大事ですが、ある程度の量は絶対に必要です。
仕事時間を減らしても、そのぶん睡眠時間を増やしたほうが、仕事や勉強のパフォーマンスは必ず上がる」
(本郷赤門前クリニック院長 吉田たかよし氏)

吉田院長がクライアント(患者)に勧めているのは、まず睡眠時間を30分長くすること。
このときポイントとなるのが、同時に仕事(勉強)時間を30分短くすることだ。

睡眠時間を延ばしても仕事以外の時間を切り詰めたのでは、
睡眠でパフォーマンスが上がった実感がわかないため、長く寝る習慣は定着せず、
すぐに睡眠時間を削る生活に逆戻りしてしまうそうだ。
             

現代人の睡眠の質に悪影響を与えている要因に、吉田院長は夕飯の時間をあげる。

「ビジネスマンはランチから夕飯までの間隔が長すぎる。
夕飯が異常に遅く、寝る間際に食べている人も少なくありません。

血糖値が高い状態で朝を迎えても目は覚めない。
朝、血糖値が下がり、糖の代わりに脂肪を分解してエネルギーにするときにできるケトン体が、
脳を刺激することで目が覚めるというのがまっとうな目覚め方。

夕食を早く食べ、寝る間際にはものを食べないというのは、
ダイエットにいいだけでなく、脳にとっても大事なこと」(吉田院長)

寝る前に栄養満点の食事を摂るよりも、寝る3、4時間前に、
具だくさんのコンビニおにぎりを食べるほうが、脳にはよいのだ。

とはいえ、毎夕飯がコンビニおにぎりではさみしい。脳によいおかずは、やはり魚。

「最近、海外で発表された論文ですが、焼き魚、煮魚は海馬を大きくするという報告があります。
認知機能低下予防に、魚と野菜中心の食事が効果を発するのはご存じのとおりです」(篠原教授)
                       

加えて「適度な運動をすると仕事効率がよくなり、
QOL(生活の質)も高くなるという報告もあります」と篠原教授は言う。

適度な運動というのも量の個人差は大きいが、
種類としてはウオーキングやジョギング、水泳など有酸素運動が好ましい。

運動も習慣化するのが一番。
朝、顔を洗わないと気持ちが悪いように、
週に2、3度、体を動かさないと気持ちが悪いと感じるようになればしめたもの。

入浴は交感神経を活発にしたい朝にシャワーを浴びるならやや熱めで。
夜の風呂はやや低めの温度でリラックスする副交感神経に切り替える。

帰宅するとテレビの前にゴロンとしてダラダラという人は、
“玄関開けたらすぐに風呂”のクセをつけよう。

「帰宅したら風呂→食事→リラックス時間→睡眠の習慣をつけましょう。
入浴で自律神経が穏やかになり、ぐっすり寝られます」(吉田院長)・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私は民間の中小業のある会社に35年近く奮闘し、何とか定年退職をできた身である。
この間、コンピュータを活用した情報畑を20数年従事したりした。

こうした部署にいると、社内の幾たびかのシステム開発をしていると、
ビークを迎えると深夜2時過ぎに退社したり、或いは徹夜をしたりして、
日曜日以外は殆ど出勤し、奮闘する時もあったりした。

そして運営に安定すれば、数年後にはシステム部分改定をしたりしてきたで、
睡眠不足で奮戦し、過重労働などは死語だょねぇ、と互いに苦笑したりしてきた。
             

定年する5年前には、リストラ烈風の中、遠方の勤務地に勤めたりした。
朝の4時45分に起床して、帰宅できるは夜の9時過ぎが多かった。

こうした時、帰宅後の最優先として風呂に入った後、10時過ぎに遅い夕食を頂きながら、
家内と一日の出来事などを談笑したりした。
やがて12時になると、やむなく布団にもぐったりした。

そして平日は睡眠不足であり、日曜日に昼寝で補(おぎな)ったりしていた。


2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始めた・・。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

年金生活を当初は、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。

何よりも朝の陽射し、昼下りのひととき、そして夕暮れ時に、
ゆっくりと時を過ごし、苦楽の激しかった現役時代を思いながら、微苦笑を重ねたりした。
          

東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

こうした中で、日常の殆どは私が年金生活の当初から、平素の買物を自主的に専任者となり、
独りで殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、買物老ボーイとなっている。

こうした中、最寄のスーパーに買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗るのことなく、歩いて往還している。

その後、独りで自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

午後からの大半は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

そして深夜まで読書に夢中になったりした時は、昼寝をしたりして、
年金生活の何より特権だねぇ、と微笑んだりしている。
             

或いは、ときおり、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、
家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。

このような平日でも散策を気ままにできる時間、いつでも寝られる時間、ゆったりと食事ができる時間、
こうしたことは年金生活だから、初めて出来ることだよねぇ、
と私は微笑んだりした。
             

今回の集中力を高めるベストな運動、睡眠、食事を学び、
ご教示される内容は、ごもっともである。

しかしながら昨今のサラリーマン諸兄諸姉は、益々短期に成果を問われる時代であり、
過酷な時間の中で奮戦されていると感じ、理想と現実は違いますょ、と言われそうで、
サラリーマンを卒業した私は、そうですよねぇ、と微苦笑したりしている。


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