夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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疲れ目に潜む目の病気 頭痛、肩こり、イライラの原因かも、76歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2021-04-14 14:49:06 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ・ヘルスケア 】見ている中、
『疲れ目に潜む目の病気 頭痛、肩こり、イライラの原因かも』、
題された記事を見たりした。

私は東京の調布市に住み、年金生活の76歳になる身で、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、過ぎし6年前の晩秋に

白内障の手術を左眼、そして右眼の受けて、
それまで酷い近眼の0.03であったが、手術後やがて1.0前後となったりした。

そして私は高校生よりメガネを愛用してきたが、メガネが55年ぶりに不要となり、
何かと酷い近眼で劣等感を感じてきた私は、人生観さえ変わったりした。




このように私にとっては、眼に関しては特に注意をしているので、
今回の記事を少しでも学びたく、記事を精読した。

この記事は【 日刊ゲンダイ・ヘルスケア 】に3月28日に配信され、

無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。


《・・緊急事態宣言がようやく解除され、
この間、目に異変を感じた人も多いのではないか。

なかには知らぬ間に、目に関係する病気を発症していたり、
発症寸前になったり、病状が進んだ人もいるかもしれない。



日本眼科学会の眼科専門医で「清澤眼科医院」(東京・南砂)の清澤源弘院長に話を聞いた。

「目の調子が悪いのは、
リモートワークやゲームなどで長時間デジタル画面を見続けたから。
単なる疲れ目だろう」

そう思っている人もいるだろうが、それは、眼精疲労かもしれない。

「眼精疲労とは、目を使い続けたとき、
目の痛みや疲れなどの症状に加えて、
頭痛や肩こりなどの全身症状も呈するようになる状態を指します。

単なる目の疲れなら、休養すれば疲れを取れますが、
眼精疲労では、休息や睡眠をとっても、
目や全身の症状は十分に回復しえない状態になっています」

その原因はひとつでなく、目や全身の病気が関係していたり、
精神的な原因で起こる場合もある。




■斜視や眼瞼下垂が原因かも

「遠視や近視、乱視、老眼といった屈折異常があるのに、
メガネなどで矯正されていなかったり、
逆に度の強すぎるメガネをかけたことにより起きる眼精疲労を調節性眼精疲労と言います。

とくに、近くを長時間見続けるなど
過度の焦点の調節を強いられることで発生します。
〝手元が見えづらい〟〝夕方目がぼやける〟といったスマホ老眼もそのひとつです」

眼球を動かす筋肉の疲労に伴う眼精疲労もある。筋性眼精疲労だ。

「人は手元を見る際、寄り目にして左右の視線を合わせます。

ところが、脱力した状態で左右の視線が合わない斜位や斜視の人は、
普通の人以上に眼球を動かす筋肉に負担を掛けています。
そのため、眼精疲労の症状が出やすいのです。

また、加齢によりまぶたが下がる、老人性眼瞼下垂では
無意識に前頭筋(眉から毛髪の生え際までに存在する筋肉)を使って
まぶたを上げて視線を確保しようとする。

そのため少し目を使っただけで疲れや頭痛を感じます」

左右の近視や遠視の度数差が大きい人でメガネなどで矯正している人は
もともと網膜に結像した左右の大きさが異なり、それを脳で調整している。


ところが、不等像性眼精疲労では、
長時間物を凝視していると、脳で調整しきれなくなり、
左右差が出て疲れてしまう。
                            


■失明リスク高い緑内障、糖尿病性網膜症の可能性も

「もともと目が良かった人が角膜混濁、白内障、緑内障などにより、
見えづらくなるのをピントの力でなんとか見ようとして起きる目の疲労が
症候性眼精疲労です。

このタイプの眼精疲労は、慣れてくると見る努力をしなくなり、
その原因疾患を自覚しなくなります」

症候性眼精疲労の原因疾患としてとくに気をつけるべきは、緑内障だ。
日本における中途失明原因の第1位で、患者数は約400万人。
40歳以上の20人に1人の割合で発症しているとされるが、
自覚していない人も多い。

「本来は眼圧が高くなることによって、
視神経が障害され、見える範囲が狭くなったり、部分的に見えなくなったりする病気です。

ただし眼圧が正常範囲内でも、
〝正常眼圧緑内障〟と呼ばれる緑内障もあります。
日本人ではこのタイプが多くみられます」

健康診断では「視神経乳頭陥凹拡大」と指摘される。




「指摘されたら、眼科でOCT(網膜断層)テストとハンフリー視野検査を受けておいてください。

緑内障の進行が始まっていたら点眼薬が処方されます。

また緑内障予備群と判断されると半年か1年後の再検査が指導されることが一般的です」

最近太った、という人で目が見えづらくなった場合には、
やはり中途失明リスクの高い糖尿病網膜症を疑った方がいい。

「糖尿病は血糖が高く、血液のヘモグロビンA1cも高くなる病気です。
糖尿病と診断されて5年ほど経つと、
網膜の微細な血管が傷んで網膜に出血を起こし始めます。

巣ごもり生活の間に糖尿病予備群だったはずが、
本当の糖尿病に進展して、眼底出血も増えている方もいるかもしれません」



■ドライアイも目の疲れの原因になる

「ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、
涙の質のバランスが崩れることによって、
涙が均等に行きわたらなくなる病気。

目が乾くことで目の表面に傷を伴うことがあり、
ゴロゴロした違和感を感じると訴える人も少なくありません。

ドライアイは、いわば涙の病気といえます。
高齢化、エアコンの使用、パソコンやスマホの使用、コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、
ドライアイ患者さんも増えており、その数は2200万人ともいわれています」




■放置すれば失明も

では眼精疲労が疑われたらどうすればいいのか。

「まずは市販の目薬をさしたり、
目の周りを蒸しタオルなどで温めて
血流改善をはかるなどのセルフケアを試みましょう。

それで改善がみられなければ眼科専門医を受診し、
原疾患に対する治療を行うことです。

とくに筋性眼精疲労、調節性眼精疲労、不等像性眼精疲労の眼精疲労では
両眼視が鍵であり、眼科医のもとで適正な矯正を受けることが重要です。

ドライアイの治療も同じで、自覚したら眼科専門医を受診してください。

治療は各種の点眼薬、温罨法で涙の出を良くする方法、
そして重症例には液体コラーゲン、シリコンゴム製の涙点プラグなども行われます。

いずれにせよ、放置すると、病状が進み、中途失明の可能性もありますから
注意が必要です」

なお、眼精疲労は、ストレスで抑うつ状態になったり、動脈硬化が進んだり、
自律神経失調症や甲状腺疾患になったことで、発生することもある。


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、疲れ目に潜む目の病気   頭痛、肩こり、イライラの原因・・、多々教示されたりした。


過ぎし年の2019年3月の初めの頃、
突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
私は困苦しながら、最寄り駅近くにある眼科専門医院に通ったりしてきた。


そして医院長の紹介で、
こうした病状の手術に優秀な医師のいる眼科専門病院で、

診察を受けたりした・・。


              

左眼の水晶体の後方の壁を後嚢(ごうのう)と称せられているが、
これを足場にしている3年半前に挿入した眼内レンズが脱臼(だっきゅう)』して、
硝子体に浮かび、視力が不安定となっている、このようなことを診断して下さった。


そして硝子体の一部の手術となり、
①3年半前に挿入した眼内レンズを摘出。
②硝子体の一部を切除。
③新たな眼内レンズを眼球の一番外側は線維質な膜で覆われている強膜(きょうまく)内に固定。

このような手術の内容を話して下さり、病名は『眼内レンズ脱臼(だっきゅう)』と記載され、
麻酔は『局所』と明記された。


そして6泊7日して左眼の 硝子体手術を受け、正常化になったりした。



この後、白内障の手術を受けてきた眼科専門医院は、この前後を含めて、
少なくとも数10回通院してきたので、 医院長をはじめ10数名のスタッフとも、 顔なじみとなり、
私は少し遠慮しながらも談笑したりしている。

昨年は4回ばかり訪れて、眼科の多彩な検診を受けた後、
ドライアイ気味の私は、 いつものように眼を保護し、

乾燥を防ぐヒアレインと名付けられた『点眼液』を頂き、
殆ど一日に3回ぐらい両眼に点眼している。


http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=9721
☆  くすりのしおり 公式サイト・・私が点眼しているヒアレイン『点眼液』 ☆



過ぎし白内障の手術を受けて2週間後の当時、
眼科医院の中で、 若き30代の女性スタッフより、

ヒアレイン『点眼液』の注(さ)し方を教えて下さった。

『点眼液は、たくさん付けても・・眼から外に出てしまいますので、
 たった1滴が最適で、まばたきしなくて、静かに目をつぶって、

 1分ぐらいじっとしておくのが良いですよ・・』、
と私は学び、これ以来忠実に守って、今日に至っている。

そして白内障の手術を受けてきた眼科専門医院より指定された

ヒアレイン『点眼液』を 信愛して5年が過ぎている。



私は読書が好きで本を読んだりする時、ここ半年前の頃から、
メガネが不要で文庫本などを読んでいた時、
漢字の小さなふりがなの文字が、うっすらとボケでしまい、
あれ・・老眼になってしまったかなぁ、と思ったりした。

この後、平素の我が家の買物担当の私は、スーパーに行った時、
たまたま2階にある本を見ている横に、簡易な『老眼鏡』の無人売り場があり、
こっそりとこの中のひとつを選び、掛けたりした・・。

そして驚いたことには、記載されていた字が明確に見えて、
微苦笑して、私も『老眼鏡』が必要な齢になってしまったかしら、
と微苦笑をしたりした。

やがてメガネ専門店で、『老眼鏡』を買い求め、
本を読む時の大切なお友達となっている。
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