私の机の引き出しから、一枚の新聞記事のあった。
一週間前の読売新聞で、特集・『地球を読む』で、
中国貪欲な資源消費、とタイトルが踊っていた。
ちょっと捨てられないなぁ、と思い改めて再読した。
中々具体的に経済・環境しいては国家の戦略も想像できるので、
私のコメントを含め、転記させて頂くことにする。
レスター・R・ブラウン・氏
1934年、米国生まれ。農務省局長を径て、74年、ワールドウォッチ研究所の所長。
2001年5月、米地球政策研究所・所長。
中国版の「アメリカン・ドリーム」は、世界にとって《悪夢》になるのだろうか。
いまや中国は、豊かさの象徴である「米国の夢」を急速に自分のものとしつつある。
すでに何百万もの中国人が、まるで米国人のように肉を食べ、
車に乗り、海外に旅行している。
その背景には、急速な所得の向上がある。
こうした米国型の消費者は、まだ13億の人口のごく一部である。
だが、地球上の資源に対する中国の食欲は、すでに目に見えて大きくなっている。
中国経済における食糧、エネルギー、工業部門に使われる五つの基本材料、
穀物と食肉、石炭と石油、そして鉄鋼の消費量は、石油だけを除き、
すでに米国を上回っている。
中国の一人当たり資源使用量は、いずれ現在の米国並みになるのだろうか。
また、それと深く関連するが、現在の中国人一人当たり年間所得5300ドルが、
3万8000ドルという2004年の米国の数字に並ぶまで、
何年かかるのだろうか。
《続く》
一週間前の読売新聞で、特集・『地球を読む』で、
中国貪欲な資源消費、とタイトルが踊っていた。
ちょっと捨てられないなぁ、と思い改めて再読した。
中々具体的に経済・環境しいては国家の戦略も想像できるので、
私のコメントを含め、転記させて頂くことにする。
レスター・R・ブラウン・氏
1934年、米国生まれ。農務省局長を径て、74年、ワールドウォッチ研究所の所長。
2001年5月、米地球政策研究所・所長。
中国版の「アメリカン・ドリーム」は、世界にとって《悪夢》になるのだろうか。
いまや中国は、豊かさの象徴である「米国の夢」を急速に自分のものとしつつある。
すでに何百万もの中国人が、まるで米国人のように肉を食べ、
車に乗り、海外に旅行している。
その背景には、急速な所得の向上がある。
こうした米国型の消費者は、まだ13億の人口のごく一部である。
だが、地球上の資源に対する中国の食欲は、すでに目に見えて大きくなっている。
中国経済における食糧、エネルギー、工業部門に使われる五つの基本材料、
穀物と食肉、石炭と石油、そして鉄鋼の消費量は、石油だけを除き、
すでに米国を上回っている。
中国の一人当たり資源使用量は、いずれ現在の米国並みになるのだろうか。
また、それと深く関連するが、現在の中国人一人当たり年間所得5300ドルが、
3万8000ドルという2004年の米国の数字に並ぶまで、
何年かかるのだろうか。
《続く》