夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

小判草(こばんそう)・・♪

2005-05-04 14:05:11 | 定年後の思い
家内が二十数年前、お茶の先生より頂いた小判草がある。

樹木の下草に植えたが、今は水仙の側に咲いている。

淡い緑色で、稲のようなかたちであるが、小さな穂を垂れ下げて、

穂の形が小判に似ているので、小判草と名づけているらしい。

草丈は二十センチぐらいで、微風を受けて、穂先が揺れている。

愛らしい花である。

夏が終ると、黄金色になる。

『XXちゃん、やはり小判草の名前にうってつけだ・・』と家内に言った。

しかし角度を変えて見れば、俵(たわら)のような花だった。

晩秋になると、実の種が風に飛ばされた後、枯れ果てる。

初春の頃になると何処からとも無く、芽を出してくる。

私のような不精な人にとって、満足させる花のひとつである。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする