「香港亭」 (ホンコンテイ)中野店。
関東を中心に店舗を広げる中華居酒屋さん。
場所は、中野駅北口。線路沿いの坂道を上り左折。
ひときわ目立つ賑やかな外観なのですぐにわかります。
店頭には写真で紹介されたリーズナブルなサービスランチメニューがずらり。
大衆的で雑多な趣きが冒険心をあおる。本日の昼はここにしよう。
扉を開け入店し、1人である旨を伝えると、中国人の女性スタッフさんが
「左どうぞ」 とのこと。
来店客はスタッフさんにより右手と左手で振り分けられるよう。
その左手は鰻の寝床のように奥に細長く、テーブル席が6卓配置。
外観とは異なり、普通になっちゃったわね。
2人掛けのテーブル席が妥当と判断し勝手に着席。
卓上には、醤油、酢、ラー油、胡椒、爪楊枝、紙ナプキン、灰皿、メニューなど。
壁には呼び出し用のベルも設置されていた。
着座後、グループ客の対応を終えたスタッフさんにより
氷入りの茶とタオル地のおしぼり(直置き)が提供。
これだけあると色々と迷う。
主菜とご飯を組み合わせたサービスランチの場合はご飯のお替わりが無料。
土鍋の文字を見ると、熱々じゅうじゅうをイメージしてしまうから不思議なものだ。
湯気のたった情景を想見し、思考スイッチは土鍋モードに絞り込まれた。
ああ、600円で食べれるランチがあるというのになんて贅沢なんだ!!(ノω・、)
なす土鍋ご飯セット@700
セットは、スープ、サラダ、ザーサイ付き。角盆にのせて一緒出しスタイル。
まずは、セット類から口をつけてみた。
出汁が感じ取りにくい薄いコーンスープに、サラダは水切りが十分でなかったのだろう。
ドレッシングまで水っぽい。オマケ感ありありで残念。
次は主役の土鍋ご飯だ。
白飯の上には、なすと挽肉の炒めものがどっさりかかった状態で
蓋こそついてこなかったけれど、写真との相違は感じられない。
スプーンですくい一口食べると、眉間に困ったしわが出来た。
甜麺醤ががっちり効いたところへ砂糖の多い味つけ。
こってりとした甘ったるさのパワーアップ版。私には苦手な食味。まいったなあ。
ご飯はこの手の中華居酒屋さんと言っては失礼になりますが、普通に食べれる質
なのに炒めものが口に合わなかったのは、自分の選択ミスなのだろう。
完食ならず。無念なり。
1人で来店されるお客様も多く、男性客の中にはご飯のお替わりを
頼まれている方もいました。
ひょっとしたら、私にフィットする献立は全品600円サービスランチの中に
あったのかもしれません。 当店でのランチの選び方、勉強になりました。
ご馳走さまでした。
香港亭(ホンコンテイ) 中野店
東京都中野区中野5-32-11 シティプラザ 1F
TEL 03-3388-2008
営業時間/月~土 11:30~翌4:30 日・祝 11:30~23:00
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-