横浜中華街、北京料理の「華都飯店」(カトハンテン)
場所は、関帝廟通りと長安道が交わる地久門隣。
1973年創業という当店、表には一応、写真付きで料理の紹介がされているものの、
どっしりとした老舗の風格がある。
一度は食べてみたい『創業以来変わらぬ美味しさ』という元祖 担担麺。
気楽に入りづらい店構えなのだが、勇気をだして平日一人飯に入店。
HPによると、1階は60席、2階は80席を誇る大箱店。(宴会用個室有り)
静かに中華系のBGMが流れ、天井が高く広さを感じさせる店内の壁には大きな絵画が
飾られ重厚でクラシカル。歴史を物語っている。
私に気が付いたスタッフさんから案内を受けたのは、1階窓際の4人掛け角テーブル席。
ピークタイムを過ぎていたためか、先客はなしで、1階を私一人で貸切状態だが、
目を移すと、テイクアウト用のものだろう?
奥のテーブルには大きな中華饅頭が並べられ待機中。
大通りあたりの喧騒から離れ時が止まったような、のんびりとした光景だ。
ビニールクロスの敷かれた卓上には、醤油、辣油、爪楊枝。
着座後に、メニューをいただき、目当ての担担麺を確認し、注文。
業務用タオルおしぼりは直置きで提供。氷水、ロゴ入り箸袋に入った箸(横置き)がセットされる。
担担麺@800(税抜)
グランドメニューより単品で注文。受け皿付きでのサーブ。
そのビジュアルから一目でさらりとした、と判断できるスープに浮かぶのは、
青菜、肉そぼろ、刻みネギ。
この肉そぼろが、まるで豆腐を作る過程でできるふわふわとした小さな塊のようで、
ちゃんと挽肉だけれども、口当たりが淡雪のように軽い。
麺は四角い断面で中ぐらいの太さ。滑らかなストレートでつるんと喉越しが良い。
レンゲで赤味がかったスープを味わうと、芝麻醤は少量、ニンニクが効いて、
酸味と辛さのハーモニーが広がり、味に強いインパクトはないが、
思った通りあっさりいただけるものだった。
常連さんも多いという当店。聞くところによると、20食限定の手打牛筋麺も好評なのだとか。
会計は伝票を持ち、レジで済ませた。ごちそうさまでした。
華都飯店 (カトハンテン)
神奈川県横浜市中区山下町166
TEL 045-641-0335
営業時間/ 11:00~21:00
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-
※横浜中華街満足度数は、3.5~5.0