粥・支那麺「徒歩徒歩亭」(トボトボテイ)
最寄り駅は四ツ谷。新宿通りから入りこんだ通りのビル、1階に位置する。
粥が食べたくて、ネットで探し当店に行きついた。
こざっぱりとした外観で、店先には白地の暖簾。
入口には、お目当ての“粥”も記されているので、上機嫌で入店。
店内はシンプルな造りで、客席は丸テーブル(1)と角テーブルというレイアウト。
見ると、男性が厨房でフロアを担当するのは女性。いずれもカジュアルな服装だ。
「いらっしゃいませ、こちらどうぞ」
指示に従い、中央の丸テーブル席に着く。
このテーブルは一人飯の止まり木。利用客は、みなお一人さまだ。
卓上には、醤油、酢、辣油、爪楊枝、紙ナプキン、ホワイトペッパー、割り箸(箸立てにまとめて)。
丸テーブルのトップには透明のビニールが貼られているので、ペタペタとする。
着座後には、コップで茶がサーブされ、お替わりの茶はデキャンタよりセルフ。
置かれたメニューを手に取り再確認。
粥は4種類(蜆、蒸し鶏と玉子、牛臓、野菜)。各900円。
オーダーを伝えると厨房では、待ち構えたように調理が始まる。
「お粥のセットになります」
カブの浅漬け、皮蛋豆腐、揚げ雲吞皮。
個々については細かく説明はなかったが、揚げ雲吞皮を指して、粥に入れてくださいとのこと。
牛臓(ぎゅうもつ)@900
チョイスした粥が到着した。
器はひょっとしたら支那麺で使っているものと同じ??想像以上の容量だ。
粥のメンバーは、あさつき、白ネギ、白髪ネギ、ワカメ、大根、唐辛子、香菜。
そこに揚げ雲吞皮をのせ完成させた。
聞くところによると、当店は四ツ谷の「支那そば屋 こうや」さんの系列店とのこと。
来店している客をみると、麺類の注文が圧倒的に多い。
この粥のスープも、ベースが同じなのではないだろうか?
豚や鶏といった動物系のコクが、程よく出ている。
粥は、米粒が割れた五~七分粥ぐらいの状態で、自分はもう少しとろ~りとした方が
好みだが、スープとの調和を考えての加減なのだと思う。
ハチノスを含め、モツはすべて臭みもなく、柔らか。
ほんのりした唐辛子の辛さと生姜の風味が、胃袋をポカポカ温めてくれた。
バリバリに中華粥というより、親しみやすい味わいで、牛臓も良いが、
蒸し鶏と玉子が合うんじゃあないかな。リピート有り!な味です。
ランチタイム、付近のビジネスマンの利用も多く、盛況。
麺のボリュームも凄かったので、機会があればこちらも試してみたい。
また、店先に置かれたリーフレットによると、当店は四周年を迎えたそうで、
秋冬コースメニュー(中華料理)が紹介されていた。
お一人様3,000円(全7品)・3,500円(全8品)・おまかせ4,000円、各3名様より予約可。
気遣いの必要がない仲間との集まりに、使い勝手が良さそうだ。
写真、正面は新宿通りになる。
徒歩徒歩亭(トボトボテイ)
東京都新宿区三栄町9-26 鈴木ビル 1F
TEL 03-5269-7717
営業時間/ 11:30~14:30 17:30~22:00(L.O)
定休日 日曜・祝日 -店舗情報「食べログ」より-
※ランチ満足度数は、3.8~5.0