創作中華香港手作り点心「チャイ」
ネット情報によると、『香港出身のシェフが作る本格点心』がウリの創作中華料理店。
場所は、東京メトロ東西線 早稲田駅 1番出口 徒歩5分。
早大通り沿いに店舗を構えており、店名の入った赤いオーニングテントが目印。
ランチタイムになると、可愛らしい店先で弁当の販売も行っている。
噂の点心付きランチセットは5種類、そのほか日替わりランチもある。
早速、入店してみる。
カジュアルな店内は細長い造りで、厨房前にカウンター席を備え、ほかはテーブル席。
奥には半個室のテーブル席もあり、ぐるなびによると総席数30席。
厨房内には、男性コックさんが2名、フロアのサービススタッフは女性が2名だから、
これは妥当な席数かもしれない。
利用は一人飯に憩いのカウンター席。
卓上には、取り皿、袋入りの割り箸(横置き)がセットされ、
調味料で醤油、酢、辣油。メニュー、爪楊枝、紙ナプキン、灰皿も置かれている。
着座後には、タオル地おしぼり(直置き)とコップで中国茶の提供あり。
さて、ランチタイム、点心付きのセットのみならず、麺類、飯類からも注文が可能。
これだけ種類があれば、飽きずに通うこともできるだろう。
私は、香港手作り点心を試してみたいので、セットで考えているが、正直なところ、
エビチリ、マーボーといったオーソドックスなものや、ニラレバー、ホイコーロなど、
味の濃いものが献立として組まれていて、頭を悩ませる。
鶏肉とカシューナッツ炒めについては論外。
これは私にとっては酒のつまみであり、飯とのコンビプレイは成り立たない。
回鍋肉(ホイコーロー)@850
悩んだあげくに、回鍋肉をチョイス。
セットメンバー(3品点心、スープ、白飯、デザート)は、角盆にのせられ一挙にランチ参戦。
白飯とスープ(溶きたまご、人参)は、お替り自由。
点心について、個々の説明はなかったが、今はそれを問題視できない。
何といっても、この点心は我が目を疑うほど、小さいからだ。
ウルトラミニマムな蒸し点心。
いままで、自分はこれほど小さいサイズに出会ったことはない。ある意味、敬服した。
左がおそらく焼売だと思う。コーン入り。
おままごとサイズのため、物足りなさが先立つが、餡には下味がついており、
そのものは悪くはない。
回鍋肉の具材は、豚肉、キャベツ、タマネギ、ピーマン(青・赤)、キクラゲなど。
唐辛子と豆鼓の効いたピリ辛味噌味。
白飯の良きパートナーになってくれるはずだったが、生憎
飯は炊き立てではなく、パサつき炊飯器で仮眠中だったよう。
また、その風味も私もとっては食べ辛い。
偶々であると理解したいが、残念ながら辞退することになった。
デザートの杏仁豆腐はむっちりと舌に甘く、気落ちした心を慰めてくれた。
個人の希望的な見解だが、点心は昼と夜では大きさも違うのではないだろうか。
おままごとサイズが、香港出身のシェフが作る点心の真剣勝負とは思い難い。
真価は夜に期待したい。
隣の席に座られた一人飯の男性は、あんかけ焼きそばを注文。
昼に中途半端な点心が付くセットにするより、それが正解かもしれないと思った。
創作中華香港手作り点心チャイ
東京都新宿区早稲田鶴巻町521 大坂ビル 1F
TEL 03-6457-3598
営業時間/ 11:00~14:30(L.O.14:30)17:00~22:00(L.O.22:00)
定休日 日曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※ランチ満足度数は、3.3~5.0