みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

キュイジーヌ トワリコ (trois haricots) 春日

2015-03-07 | イタリアン・フレンチ・スペイン

キュイジーヌ トワリコ」(trois haricots)

文京区、小石川のカジュアルフレンチレストランである。

扉を開け入店すると、店内は細長い造りで、テーブル席のみのレイアウト。席数は12席ぐらい。

可愛らしい造りだが、当店は、オーナーシェフのご主人とジャズ歌手として活躍しているマダム、

ご夫婦での切り盛りなので、目の行き届く範囲内での客席数ということだろう。

BGMは、フランス語ラジオ(TSF Jazz)をアプリに落としたという小粋なジャズ。

各自、上着をかけて着座する。

某日は貸切という形での宴会仕様。

以下の料理は、すべて幹事さん達が、事前に店側と打ち合わせをしたうえ、

提供されたものなので、今回の料理にご興味のある場合はお店に確認を願います。

マダムが手書きをしてくれたボードが出された。

スタンダードなビストロをテーマとした本日の料理たちである。

テーブル・セッティングは、カトラリーレスト、ナイフ、スプーン、フォーク。

使い捨て紙おしぼりをいただき、取り皿がセット。

料理は一部(スープ)を除き、大皿でのサーブ。

宴に先立ち、当店のオーナーシェフよりご挨拶があり、スタートする。

お酒は、マグナムボトルのsegura viudas、スペイン(カヴァ)からスタート。

寸胴を使って、冷やしていてくれたのだ。感謝。

その後、ワインに進行し、もちろんチェイサーも用意してもらえた。

可愛らしい自家製パンも参加。お替わりも、マダムが様子を見ながら置いてくれる。

焼きサバと里芋のテリーヌ(2名分)

ほんのりとしたスモーク香が芳しいサバは旨味が閉じ込められ、しっとりとして

里芋のねっちり感と抜群のマッチ力をみせる。グリーンのソースは大葉ペースト。

重たすぎず軽すぎず爽快な味わい。一皿目から自分好みの味だ。

テットドフロマージュ トワリコ風

ビストロの定番! 豚のタン、耳、肩ロース、豚足を入れた柔らかいゼリー寄せ。

小さなきゅうりのピクルスを添える。

茹で玉子、粒マスタード、ケッパーの酸味を効かせたタルタルソースはお手もとで。

ゼラチン質もたっぷりで、しっとりとした中に力強いお肉の存在感があり、

取り澄ましたところのない美味しさが好感度を高めた。

笑顔が可愛いらしい店のマダム(写真掲載承諾済み)。

HPによると

『店名のtrois haricots (トワリコ)とは、3つのお豆。
シェフの大切なお豆のようなマダムと二人の娘達から名づけました。』とのこと。

なんと、愛情に満ちた話ではないか。

現在、マダムは育児等の関係でディナータイムは店に出れていないらしい。

会えてラッキーだ。本当にキュート。店名のいわれも十分に理解できた。

牛胃袋(ハチノス、センマイ、ギアラ)のガルビュール

ガルビュール、お豆の具沢山スープは各自分で。

牛胃袋は2から4を使用しており、その下処理は完璧で、野菜の柔らかい甘みと

ホクホクとしたお豆の旨みが、素朴な味わいに深みをつける。

毎日でも食べたくなるような、優しい旨さに思わず笑みもこぼれます。美味しい!

三種の具のマリニエール

ホタテの稚貝、ムール貝、大アサリの白ワイン蒸し。

貝の旨味ダシの入ったソースもご馳走!

ブランダード

塩鱈とジャガイモのグラタン。

北海道産の真鱈を塩につけたところから作ってくれたそう。

フレンチに馴染みのない自分にはとてもこれがグラタンとは思えず、

大きな卵スフレのように見えるのだけれど。

口に運ぶと、ふわっと柔らかく滑らかな舌触りで舌の上でとろけていく。

塩鱈とジャガイモは超絶的な相性の良さ。派手さはないけれど、確実な旨さを堪能できた。

ブランケットドヴォー

メインは、仔牛のクリーム煮込み。 仔牛のダシは味の深みをつけてくれます。

サーブ時にはお好みでと摩り下ろしたグラナ・パダーノチーズもセット。

ブロッコリーや人参もごろごろ入って、合間の食感が頼もしいのだ。

これを、リッチなバターライスにかけていただくのだが、なんと(バターライスは)

2升炊いてくれたのだそう。

胃袋にじんわり浸透し、優しく包み込む"おふくろの味"的な味わいに誰もがほっとする。

また、途中でグラナ・パダーノをかけることで、香り、風味、コクもアップ!

食欲も加速度を増し、美味しく完食だ。

ボードには書かれていなかったけれど、デセールはヌガー。

自身は、はじての食体験だ。上から見ると、森の中で見つけた巨大なキノコのかさのようだが

下にはマカロンを敷き、かさと思えた部分は、もこもとしたたっぷり生クリーム。これには驚いた。

 

かくして贅沢な甘さを分かち合ったあと、宴はお開きとなる。

直球勝負のビストロ料理に大満足。素直な美味しさに酔いしれ、癒された。

丁寧な下仕事をほどこされた料理の数々は、味にナチュラル感があって、実に好感度が高かった。

当店の味に惚れ込み、リピーターとなるお客様が多いのも納得。

またシェフやマダムの温かみのある人柄にもほっとさせられ、気負わず当店を身近に感じられた。

 

小石川の愛情あふれるカジュアルフレンチレストラン「キュイジーヌ トワリコ」

当店は、舌だけではなく、心もご馳走で満たし、幸せな気持ちにさせてくれることだろう。

 

キュイジーヌ トワリコ (trois haricots)

東京都文京区小石川1-27-5

TEL      03-3868-2742

営業時間/ Déjeuner 平日 11:30-15:00 LO 休日 12:00-15:00LO
            Café time 15:00-16:00 Dîner 18:00--21:30 LO

定休日   不定休(店舗HPをご覧下さい)        -店舗情報「食べログ」より-  

http://www.trois-haricots.com/

 ※シェフをはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。
カジュアルフレンチ満足度数は、当然別格Crown04

キュイジーヌ トワリコフレンチ / 春日駅白山駅後楽園駅

コメント
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