「ICE MONSTER OMOTESANDO」 (アイスモンスター)
せっかく、青山まで来たのだからちょっと足をのばして原宿まで移動。
当店は台湾でNO.1の人気を誇るかき氷店であり、2015年4月29日、
原宿の一等地に日本進出1号店をオープンさせた。
以来日本でも、台湾かき氷店として連日行列が堪えない。
店は神宮前交差点近く。表参道から向かうと行列の最後尾に遭遇したので、プラカードを
持つスタッフさんに待ち時間を聞いてみた。
「1時間30分ぐらいです」
当店、待ち時間が長い場合には整理券を発行するというので、並んでの案内待ちは
まだ混んでいるうちに入らない。友人とも意見が一致し、列に並ぶことにした。
そのうち、自分たちの後ろにも待ち客が並び始めると、なおさら離脱出来ず、
牛の歩みのように一歩ずつ、じりじり足を進めていく。
この間に、偶々でしょうが、台湾から取材で来たというTV局のインタビューを受けた。
質問事項はどれぐらい待っているのか、来店理由、オーダーは決まっていますか?とか
簡単なもので、お蔭で待ち時間も退屈せず過ごせた。
このメニューが渡されるのは案内が近くなった証拠。
お一人様一品です。待っている間に注文を決めましょう。
いよいよ、私たちの番。入店するとスタッフ達さんが
「ハロー你好!」と言葉を発しているように聞こえた。
まだ新しくすっきりカフェ風の店内。入口を入り、左手のレジで注文を伝え、
先に支払いを済ませ、スタッフさんから指示のあった1階のカウンター席へ着座。
かき氷は運んでくれるので、卓上にもらった札を置いておきます。
紙ナプキン、スプーン、使い捨て紙おしぼりがセットされ、まず、白湯が出される。
この白湯は冷たいものを食べるので、胃腸にダメージを与えすぎないように、という配慮かしら。
珍珠奶茶綿花甜(タピオカミルクティーかき氷)@1,000
かき氷は角盆にのせてサーブ。温かいタピオカは別容器で添えられる。
FBの情報によると、当店のかき氷は
フルーツやコーヒーなどの素材の味を濃縮し凍らせた「フレーバーアイスブロック」
を使うとのこと。これが美味しさの秘密なのだ。
その味付けされた氷を削ることで味はしっかり濃厚で、口に含むと絹のようなタッチで
ふわりと溶ける、神業的な口溶け感を体感できるのだという。
タピオカミルクティーかき氷は、ミルクティーアイスブロックを削り、キャラメルソースをかけ、
脇にはパンナコッタ。ここに温かいタピオカをのせていただく。
(ノブロー) ミルクティーかき氷とタピオカの最強タッグだな。
ミルクティーかき氷は想像していたものより、甘ったるさがなく大人味で、
ふわっと羽毛のような軽さのかき氷にもっちもちの大きなタピオカが加わり、
食感の対比が楽しめ面白味もたっぷり。この出会いはドラマティックだ。
芒果綿花甜(マンゴーかき氷)@1,500
こちらは友人チョイス。台湾かき氷の花形!マンゴーかき氷。
マンゴーアイスブロックを削り、マンゴーシャーベット、パンナコッタ、マンゴー&マンゴーソース
を盛り付けたマンゴーワールド全開のリッチなかき氷である。
(ノブロー) 全身マンゴーって感じだな。満たされるでーー。
口当たりも軽いし、これなら楽勝と思っていたのに、ついにその時はきた。
食べていて、ぱっと手が止まってしまった。
その後食べようにも辛くて、手がスプーンを持つことを拒否した。腹の底まで冷えたのである。
友人も同様。並んでまで食べたかったミラクルなかき氷だけれど、ここは日本。
胃が丈夫な方はわかりませんが、台湾のような気候のもとでいただくのが、
より美味しく完食できる秘訣なのかもしれない。 ご馳走様でした♡
ICE MONSTER OMOTESANDO (アイスモンスター)
東京都渋谷区神宮前6-3-7
TEL 03-6427-4100
営業時間/11:00~21:00 【20:30L.O】
定休日/ 不定休 -店舗情報「食べログ」より-
http://ice-monster.co.jp/
※満足度数は、3.8~5.0