みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

菜香新館 (サイコウシンカン) 横浜中華街

2016-04-04 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

横浜中華街、上海路の広東料理・点心の「菜香新館」 再訪

広東料理好きの友とのランチで、当日は店前での集合。昼の営業は11時30分からですが、

予約をしていない場合は、店先のウェイティングシートに氏名と人数を記入し

呼び出しの順番待ちに備えます。支度が整うと、氏名を呼ばれ、スタッフさんから、

平日限定のランチかアラカルトかを聞かれ、その結果、今回私達が振り分けられたのは1階席。

(レンタロー) 今日はアラカルトで、點心、例湯、煲仔飯を楽しむだ。オラも友達だで同席な。

テーブル・セッティング等は、変わりがないため省略。

卓上には醤油、酢、食べる辣油、マスタード、正式名は不明ですが、万能で使えそうな

ぴりっと辛甘の旨味みそ。ほか、爪楊枝、紙ナプキンが準備。

料理はグランドメニュー及び本日のおすすめからチョイスした。

糖芯皮蛋皇(クリーミーピータン)@450(税込)

キリンラガー(中瓶)@700のつまみに目をつけたのが皮蛋。

黒酢タレと野菜(大根、キュウリ、ニンジン)の甘酢漬けもお供で同席。

美麗なピータンは質も良く、アンモニア臭とは無縁で、中心部分がとろ~んと文字どおりクリーミー。

舌にねっとりまとわりつくようなコク旨さに陶酔し、食べ終わるのが勿体ないと思える美味さです。

(レンタロー) タレはいらんで。こんままで十分完成されてる思うだ。

鮮蝦仁腸粉(海老入り蒸しクレープ)2個@560(税込)

腸粉とは米粉を原料として作った皮の中に、具を巻き込みクレープ状に蒸したもの。

蒸しクレープは、エビ、チャーシュー、ネギ、の3択からチョイス。

鮮蝦仁腸粉はぷりぷりのむき海老3尾を、むっちりとした厚めの生地で巻いており、

ボリューム感はありますが、如何せんもちもち度が凄くて、腹にドスンと溜まる。

好みとしては、もう少しつるんとした口当たりで、蒸しクレープに軽やかさを望みたかった。

菜乾紅蘿蔔痩肉湯(干し白菜と人参の菜香健康スープ)2名様@1,500(税込)

春の例湯。容器ごと蒸す広東スタイルの薬膳スープは、南方の広東料理を菜系として

愛する私達の憧れ。スタッフさんが目前で蓋を外し、取り分けてくれます。

具材は他にほろほろになったスネ肉や棗など。

乾物の旨味を引き出し、素材の生命力をいただく滋味豊かな味わいは、胃袋にしみわたり、

お替わり争奪戦が繰り広げられるのである。

白灼猪肝(新鮮豚レバーの湯引き)小サイズ@1,000(税込)

数量限定の本日のおすすめは、新鮮な豚レバーが入荷した時だけのスペシャルメニュー。

“湯引き”というフレーズがたまらないわよね、と同行の広東派女子に私も激しく同意。

この三文字はピュアでミラクルな美味しさのキーワードなのかも、と胸が高まります。

白ネギ、生姜、香菜をのせた豚レバーの湯引きは、嫌な臭みがなく、タレとの相乗効果で

ぱくぱくいただけ後味も綺麗。

また、レバーは鉄分、ビタミンも豊富で栄養価が高く、美容にも良いとされています。

(ノブロー) 酒のつまみにもなる湯引きだで。レバー食うて肝機能アップも狙いてえな。

鮮蝦蒸粉果(五目蒸しぎょうざ)2個@420(税込)

ベタなオーダーかもしれませんが、スケルトンタイプの皮に包まれた五目蒸しぎょうざも。

一般的に蒸籠に収められる點心は3個というものが多い中、当店では2個でセットされており、

カップルで利用の際、個数調整をお願いする手間がないのが有り難い。

沙茶金銭肚(牛モツエスニックソース蒸し)@600(税込)

沙茶醤(バーベキューソース)をたっぷり使っているためだろうか、甘みが優勢し、

味にくどさがでてしまっている。ハチノスの処理は完璧なので、他の調理法なら、

箸が止まることもなかったかもしれません。

鹹魚肉餅煲仔飯(塩漬け魚とひき肉のせ蒸しご飯)@980(税込)

注文が入ってから炊き始めるため35分ほど時間を要するメニュー。

大珍樓」さんとは異なり、カセットコンロの使用はなく、タレとともに皿にのせサーブ後、

煲仔飯の仕上げの作業は客自らが行う参加型スタイル。

塩漬け魚とひき肉もガシガシと崩し、醤油ベースのタレをかけ、混ぜ合わせて完成。

期待していた副産物のオコゲに出会えなかったのは寂しいけれど、この片手鍋、

意外に容量が入るよう。2人でシェアして程よいのではないかしら。

ひき肉はやや硬めでしたが、鹹魚の独特の風味と塩気が旨味となり、タレの染みた

ご飯とともに口に含めば、思わず笑みもこぼれましょう。

(ノブロー) な、卓に置かれている旨味みそ!

あれのちょいつけで味覚にナックルボールを投げ込めるだよ。

黄金流沙球(とろーり金のゴマだんご)2個@400(税込)

煲仔飯を楽しみ尽した後はデザートタイム。

こちらも注文を受けてから揚げ始めるため10分ほど時間を要します。

まあるく美しくに揚がったゴマだんごを噛んだ瞬間、熱々のカスタードがとろ~りと

流れ出しますからお覚悟を。塩たまごの卵黄を使用した餡は黄身の味が濃厚で

素朴ながら非常に好感度が高く、万人に好まれること請け合いです。

これはこれで完成されているけれど、欲を言わせてもらえるなら流沙包でも提供してほしいわあ。

(ノブロー) 甘さに嫌味がなくて、卵黄のコクがたまらねえ。待つ甲斐のある甜點心だべ。

当店、無料のお茶はなく、中国茶をいただきたい場合は

烏龍茶(ウーロン茶)、普洱茶(プーアル茶)、香片茶(ジャスミン茶)各220円から注文が必要。

大きなポット出しで提供され、湯のお替わりも自由なので、テーブルに1つ頼めば退店時まで

十分に楽しめます。会計は、その追加注文した普洱茶を含め

Hand01 1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)明朗会計。

點心でいくつか個人の嗜好にマッチしないものもありましたが、大外しはなく、それが当店への

安心感に繋がり、店頭で気になるメニューを見つけたときは自然に足が向いてしまいます。

きっとまたお邪魔することでしょう。

 

菜香新館

神奈川県横浜市中区山下町192

TEL        045-664-3155

営業時間/ 月~金 11:30~21:30(L.O.20:45)
            土・日・祝 11:00~21:30(L.O.20:45)

定休日    第2火曜(祝日の場合と、8月、12月は営業)・12/31・1/1  -店舗情報「食べログ」より-

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