「九份酒坊」(キュウフンシュボウ)
蒲田東口、駅を背にサンライズ蒲田に並行する大通りを進んだ右手側に、
台湾料理を酒菜とする居酒屋スタイルの当店がオープン(2017年11月3日)。
綺麗な店内には、カウンター席とテーブル席、奥には堀こたつ式のお席もあり、
お一人様から複数人での利用も可能、食事に飲みにと多目的に使えそうです。
席が選べたので、厨房の見えるカウンター席に着座。
卓上調味料:醤油、辣油、酢、七味唐辛子
着座後:メニュー
まずは、生ビール@500×2を注文し、料理選びの作戦タイム。
その間に出されたのが、なめたけのっけ豆腐と肉の甘辛生姜煮。
中華のお通しで出されるものとは違い、日本の居酒屋さんっぽい知った味だから
はじめてでも身構えずに良いのだ、という安心感で心の扉も開きます。
菜脯蛋(切り干し大根の玉子焼き)@650
両面を焼いた玉子焼きは、あられ状にカットした切り干し大根とネギ入り。
三杯雞(鶏ももの三杯ソース)@760
三杯雞には欠かすことのできない九層塔(台湾バジル)に、ソースで煮込まれ
茶色く染まった肉はむっちりで、ごろごろのニンニクもきっちり参加。
甘辛こってりで味が濃いから、おかずに良いのでは。
卓上メニュー推しの小籠包も注文。
卓上の調味料ではなく、黒酢を使うようにと針生姜とともにセットしてくれました。
スープに若干雑味を感じてしまうものの、これは想定内。
見栄えも悪くないし、居酒屋さんにしては、と言うと語弊があるかもしれませんが、
美味しくできていると思います。
お会計は、追加の瓶ビール@550を含め、1人当たり2,000円(千円未満四捨五入)
蒲田は本格的な台湾料理の激戦区。そのため台湾スピリッツが弱くも感じましたが、
台湾菜と日本の居酒屋を融合させたお店のコンセプトがとても面白く、客足は伸び、
訪問日はまずまずの賑わい。酒も親しみやすい日本の焼酎ほか、バラエティーに
富んだラインナップだから、台湾産紹興酒が苦手な自分にも嬉しいな。
蒲田にしっかり根付いてもらえるよう、応援し見守りたいと思います。
台湾料理 九份酒坊
東京都大田区西蒲田7-42-10
TEL 03-6424-4381