中華料理「辰巳家」(タツミヤ)
最寄駅は大崎広小路。
山手通り沿いに面し、駅からの徒歩は1分ほどと利便性の良い立地です。
仕事帰りの軽い中華飲みで、当てにしていた台湾料理店が閉店していたため、
急遽ネットで探し訪問。ぐるなびによると、創業60年とその歴史は古く、
街の中華屋さんとして親しまれているお店のよう。
1階はお一人様に適したカウンター席とテーブル席でレイアウト。
2階席もありますが、利用人数を告げ指示を受けられたのは、
1階奥の3人仕様のテーブル席です。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:あり(醤油、酢、辣油ほか)
その他:メニュー、爪楊枝、ポケットティッシュ
着座後:業務用タオルおしぼり(直置き)
お手頃な晩酌セット(1ドリンクと選べる料理3品)もありましたが、
チョイスはグランドメニューより。
ドリンクは乾杯用に生ビール@350×2、その後瓶ビール@650、
紹興酒(ボトル)@1,840を注文しました。
ピータン@320
薄切りピータンと山積みの白髪ネギを崩すようにして合わせ食べを実行。
醤油味ベースのタレは濃いめですが、たっぷり使える薬味が味のバランスを補正。
おつまみ力を引き上げます。
レバ焼き@430
仕上げの白ゴマがチャーミングなレバ焼きはど直球のあまっ辛日式テイストで
白飯との相性の良さは間違いなし。ランチのおかずに欲しくなる味わいです。
豆苗炒め@450
シャキシャキ食感の豆苗に干しエビが旨味をプラス。
味にうっすらとした甘みを感じますが、旬の時期だからなのでしょうか?
スライスタケノコも参加し、このお値段は良心的。
他の料理の味を邪魔せず、箸休め的な役割も果たしてくれるので、
テーブルに置いておきたい1品です。
餃子@450
たまたまだったのかしら。
提供された餃子は一部分、皮が剥がれてしまい残念なビジュアル。
調理工程で水分が多かったのか、皮は焼き色のついた部分も含めしっとりと柔らかく、
餡もふわっとソフトな口どけ。街場中華の気骨のある餃子を期待していたので
少し的が外れた思いでしたが、軽く食べられるためサイドメニューとしての
ポジションを担えるのでは。
会計は、1人当たり2,000円(千円未満四捨五入)
歴史の厚みを感じさせる昭和の街場中華。その一朝一夕では成り立たない味を
体感したかったのですが、やや凄み濃度が薄まった、というのが正直な感想かな。
ですが、リーズナブルな価格帯のつまみが各種取り揃えられていますし
設置されたTVを見ながら一杯やれる気安さが一人飲みにもとても嬉しいお店。
普段使いに重宝しそうです。
辰巳家
東京都品川区大崎4-2-2
TEL 03-3491-3441
営業時間/月~金 11:00~15:30 17:00~22:30(LO)
土・祝 11:00~15:30 17:00~21:30(L.O)
定休日 日曜日 -店舗情報「食べログ」より-