みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

華錦飯店 (カキンハンテン) 横浜中華街

2015-03-09 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

横浜中華街、市場通りの「華錦飯店」 (カキンハンテン)

当店のオープンは2014年12月。

隣接する鮮魚店が母体となり営む中国料理店である。

2月にはTVでも紹介され、いま中華街でも注目のお店で人気上昇中。

海鮮好きの私もここはぜひとも訪問してみたい。

某平日、友人とのランチで向かうが、まずは魚屋さんチェック。

情報によると、ここに並ぶ魚介から選び、隣の店で調理してもらうことも可能のようだが、

ざっと眺め、初回はお店のメニューからお願いしてみることにした。

タッチ式の自動ドアを開け入店する。まだ新しさの伝わる店内には中華系BGMが流れ、

ピークタイムを外したつもりだけれど、見ると先客も数組いて、なかなかの繁盛ぶりだ。

1階は6名用のテーブルが3卓との片側ソファのテーブル席というレイアウト。

ぐるなびによると、総席数は80席ということで、階上には円卓を有する個室もあるようだ。

私達に気が付いた店員のお姉さん(中国人)から声掛けを受け、

利用したのは1階、左手の片側ソファのテーブル席。

卓上には、醤油、酢、辣油、黒胡椒、ミニパックのからし、紙ナプキン、爪楊枝。

中国茶はステンレスポットを置いてくれるのでセルフで。

着座後にランチメニューのほか、グランドメニューをもらう。

平日のランチタイム、周りのお客様はリーズナブルな海鮮ランチから選ばれる方々が

ほとんどだが、せっかく中華街まで来たのだからと、私達は単品チョイス。

本日の注文は4品。グランドメニューから検討。

うち食べたいと思ったマテ貝を店員さんに聞くと、入荷がなかったのだろうか、

この日は提供不可とのこと。

まあ、仕方ないな。他にも魅力的な海鮮料理はあるから、一つずつ攻略しよう。

料理が出来上がるまでの間にどうぞ、とサーブされたのは、野菜の甘酸っぱい漬物。

同行の友人は夜の予定があるため、お酒は控え目に。

私は美味い海鮮をつまみに、一人飲みを決意する ( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧

紹興酒はいくつか種類もあったが、最もお手頃なもので済ます。

常温、2合@800。徳利で登場した。

椒塩禾魷魚(ヤリイカの塩胡椒揚げ)@1,200

衣をつけ綺麗に揚げたヤリイカは、食欲をそそる色味で油切れもよく、そのままでも

柔らかいヤリイカの旨味と香ばしさを楽しめるわけだが、ここに風味豊かな

ピーマン(赤・青)、青唐辛子、かりかりの揚げネギチップ(油葱酥)がかかることで

さらに香りと食感がアップ。おつまみ力が倍増した。

(ノブロー) 鮮度の良いイカだで、うめえ。で、軟骨があるな。

豆鼓蛤仔(あさりの黒豆ソース炒め)@1,500

ニンニク、生姜を効かせ、あさりは小さめだけれど、喜ばしいのはふんだんに使われた

豆鼓に塩辛さがないことだ。コク深く、味がまろやかに仕上がっている。

(レンタロー) こん店、海鮮好きな管理人のツボをつく料理がたんとあるで。豆鼓炒めもうめえ。

蒜蓉北寄貝(活ホッキ貝のニンニクソース蒸し)@1,000

「温かいうちにどうぞ」

言葉を添えて、たっぷりのネギが嬉しいニンニクソース蒸しがサーブ。

活ホッキ貝は身もふっくらぷりぷり。

ニンニクの分量も丁度よく、ソースにしっくりと馴染み、主役のホッキ貝を引き立てている。

もちろん、ソースも完飲だ。美味しい!

葱絲牛百葉(センマイの自家製ソース掛け)@1,000

前菜でチョイスした料理がラストで登場。

下処理の完璧なセンマイの上には、たっぷりのもやし、ネギ、ニラ、赤ピーマンなど。

これも美味い。当店の自家製ソースは、円やかな中に旨味があって、好みの味。

野菜もたくさん食べれるし、さばっとご飯にかけて食べたいなあ。 

美味しいので最後でもOKです。

Hand01 お会計は、酒代を差引と、1人当たり2,000円(千円未満四捨五入)
                    ※酒の追加があるため含むと自身は4,000円。

海鮮料理好きには、朗報の鮮魚直営店。

次の一人飯のときには、リーズナブルな築地直送の海鮮ランチを食べようっと。

 

華錦飯店 (カキンハンテン)

神奈川県横浜市中区山下町126-22

TEL       045-212-3853

営業時間/  11:00~ラストオーダー23:00

定休日     無休 

※横浜中華街満足度数は、4.3~5.0

華錦飯店中華料理 / 元町・中華街駅石川町駅日本大通り駅

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キュイジーヌ トワリコ (trois haricots) 春日

2015-03-07 | イタリアン・フレンチ・スペイン

キュイジーヌ トワリコ」(trois haricots)

文京区、小石川のカジュアルフレンチレストランである。

扉を開け入店すると、店内は細長い造りで、テーブル席のみのレイアウト。席数は12席ぐらい。

可愛らしい造りだが、当店は、オーナーシェフのご主人とジャズ歌手として活躍しているマダム、

ご夫婦での切り盛りなので、目の行き届く範囲内での客席数ということだろう。

BGMは、フランス語ラジオ(TSF Jazz)をアプリに落としたという小粋なジャズ。

各自、上着をかけて着座する。

某日は貸切という形での宴会仕様。

以下の料理は、すべて幹事さん達が、事前に店側と打ち合わせをしたうえ、

提供されたものなので、今回の料理にご興味のある場合はお店に確認を願います。

マダムが手書きをしてくれたボードが出された。

スタンダードなビストロをテーマとした本日の料理たちである。

テーブル・セッティングは、カトラリーレスト、ナイフ、スプーン、フォーク。

使い捨て紙おしぼりをいただき、取り皿がセット。

料理は一部(スープ)を除き、大皿でのサーブ。

宴に先立ち、当店のオーナーシェフよりご挨拶があり、スタートする。

お酒は、マグナムボトルのsegura viudas、スペイン(カヴァ)からスタート。

寸胴を使って、冷やしていてくれたのだ。感謝。

その後、ワインに進行し、もちろんチェイサーも用意してもらえた。

可愛らしい自家製パンも参加。お替わりも、マダムが様子を見ながら置いてくれる。

焼きサバと里芋のテリーヌ(2名分)

ほんのりとしたスモーク香が芳しいサバは旨味が閉じ込められ、しっとりとして

里芋のねっちり感と抜群のマッチ力をみせる。グリーンのソースは大葉ペースト。

重たすぎず軽すぎず爽快な味わい。一皿目から自分好みの味だ。

テットドフロマージュ トワリコ風

ビストロの定番! 豚のタン、耳、肩ロース、豚足を入れた柔らかいゼリー寄せ。

小さなきゅうりのピクルスを添える。

茹で玉子、粒マスタード、ケッパーの酸味を効かせたタルタルソースはお手もとで。

ゼラチン質もたっぷりで、しっとりとした中に力強いお肉の存在感があり、

取り澄ましたところのない美味しさが好感度を高めた。

笑顔が可愛いらしい店のマダム(写真掲載承諾済み)。

HPによると

『店名のtrois haricots (トワリコ)とは、3つのお豆。
シェフの大切なお豆のようなマダムと二人の娘達から名づけました。』とのこと。

なんと、愛情に満ちた話ではないか。

現在、マダムは育児等の関係でディナータイムは店に出れていないらしい。

会えてラッキーだ。本当にキュート。店名のいわれも十分に理解できた。

牛胃袋(ハチノス、センマイ、ギアラ)のガルビュール

ガルビュール、お豆の具沢山スープは各自分で。

牛胃袋は2から4を使用しており、その下処理は完璧で、野菜の柔らかい甘みと

ホクホクとしたお豆の旨みが、素朴な味わいに深みをつける。

毎日でも食べたくなるような、優しい旨さに思わず笑みもこぼれます。美味しい!

三種の具のマリニエール

ホタテの稚貝、ムール貝、大アサリの白ワイン蒸し。

貝の旨味ダシの入ったソースもご馳走!

ブランダード

塩鱈とジャガイモのグラタン。

北海道産の真鱈を塩につけたところから作ってくれたそう。

フレンチに馴染みのない自分にはとてもこれがグラタンとは思えず、

大きな卵スフレのように見えるのだけれど。

口に運ぶと、ふわっと柔らかく滑らかな舌触りで舌の上でとろけていく。

塩鱈とジャガイモは超絶的な相性の良さ。派手さはないけれど、確実な旨さを堪能できた。

ブランケットドヴォー

メインは、仔牛のクリーム煮込み。 仔牛のダシは味の深みをつけてくれます。

サーブ時にはお好みでと摩り下ろしたグラナ・パダーノチーズもセット。

ブロッコリーや人参もごろごろ入って、合間の食感が頼もしいのだ。

これを、リッチなバターライスにかけていただくのだが、なんと(バターライスは)

2升炊いてくれたのだそう。

胃袋にじんわり浸透し、優しく包み込む"おふくろの味"的な味わいに誰もがほっとする。

また、途中でグラナ・パダーノをかけることで、香り、風味、コクもアップ!

食欲も加速度を増し、美味しく完食だ。

ボードには書かれていなかったけれど、デセールはヌガー。

自身は、はじての食体験だ。上から見ると、森の中で見つけた巨大なキノコのかさのようだが

下にはマカロンを敷き、かさと思えた部分は、もこもとしたたっぷり生クリーム。これには驚いた。

 

かくして贅沢な甘さを分かち合ったあと、宴はお開きとなる。

直球勝負のビストロ料理に大満足。素直な美味しさに酔いしれ、癒された。

丁寧な下仕事をほどこされた料理の数々は、味にナチュラル感があって、実に好感度が高かった。

当店の味に惚れ込み、リピーターとなるお客様が多いのも納得。

またシェフやマダムの温かみのある人柄にもほっとさせられ、気負わず当店を身近に感じられた。

 

小石川の愛情あふれるカジュアルフレンチレストラン「キュイジーヌ トワリコ」

当店は、舌だけではなく、心もご馳走で満たし、幸せな気持ちにさせてくれることだろう。

 

キュイジーヌ トワリコ (trois haricots)

東京都文京区小石川1-27-5

TEL      03-3868-2742

営業時間/ Déjeuner 平日 11:30-15:00 LO 休日 12:00-15:00LO
            Café time 15:00-16:00 Dîner 18:00--21:30 LO

定休日   不定休(店舗HPをご覧下さい)        -店舗情報「食べログ」より-  

http://www.trois-haricots.com/

 ※シェフをはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。
カジュアルフレンチ満足度数は、当然別格Crown04

キュイジーヌ トワリコフレンチ / 春日駅白山駅後楽園駅

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莉苑 (リエン) 銀座

2015-03-06 | 中国料理全般

Chinese restaurant「莉苑」 (リエン)

当店は、六本木の「中国飯店」で長年サービスを務めてきたオーナーが独立し開いた店。

場所は、銀座、西五番街(通り)の交詢ビルの斜め向かいあたり。

エレベーターを4階で降りると、正面には“莉苑”の文字。

この階には当店のみで、すぐ店内という感じだ。

左手レジに居るスタッフさんに1人の旨を告げ、 照明の明るさを抑えた

シックで落ち着きのあるダイニングへと案内を受ける。

こちらは丸テーブル及び角テーブル席(片側ソファ席を含む)でレイアウトされ、小体な印象だが、

ぐるなびによると、このほか円卓完全個室を有し、総席数は38席とのこと。

利用は、2人掛け用に1卓を離した入口に近い片側ソファテーブル席。

この位置だと、エレベーターで4階に乗り降りする人の流れがわかる。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(縦置き)、小皿、レンゲ、茶杯(ソーサー付)。

ビニールクロスを敷いた卓上には、醤油、酢、爪楊枝と、ランチにはコーヒーが付くため、

スティックシュガー、ミルク(ポーション)もセット。

着座後には、ランチメニューが渡され、

タオル地のおしぼり(トレー置き)、ティーポット(茶葉なし)で中国茶の提供を受けれた。

ランチA 紅焼獅子头(中華風醤油肉だんご)@1,000(税・サ込み)

サービスランチは、A(1,000円)、B(1,800円)でともに4種類。

主菜も違うが、セット内容が異なり

Aがランチスープ・白飯・デザート・コーヒー付き。
Bはサラダ・ザーサイ・ランチスープ・白飯・点心一品・デザート・コーヒー付き。

友人とゆっくりランチがとりたい時などは、ランチBの方が楽しめそうだけれど、今回は一人飯。

幸いにも、好物の獅子頭がランチAで提供されていたため即決です。

ランチスープの具材は、豆腐、トマト、溶きたまご。主菜を引き立てる口当たりの良い味わいだ。

まろやかな中国醤油で煮込まれた肉だんごは、小ぶりな形状で4個。

噛みしめると、ほんのり生姜が効いて、肉の質感の中にクワイのシャキシャキっとした

小気味良い歯触りが感取でき、味にどぎつさはなく、丁度良い白飯の友的食味。

嬉し美味しさに、顔が綻んだ。

(ノブロー) タレも白飯にかけて、青菜もだんごもONしてごっちゃんになるだよ。こいが、うめえんだ。

食事を終えるとセットのデザートタイム。

残念ながら説明はなし。柑橘系のゼリーのようだ。さっぱりとして味も良い。

また、卓にはコーヒーも追行した。

ランチAをいただいたところ、白飯の量もですが、ボリューム控え目。

男性やたくさん召し上がりたい方には物足りないかもしれませんが、腹八分目も健康には大事。

サービスの中国茶、コーヒーもついて、銀座と言う場所柄、このお値段はCPも高い。

食後感も良好にランチを終えることが出来ました。

 

莉苑 (リエン)

東京都中央区銀座6-7-6 細野ビル 4F

TEL   03-3573-8788

営業時間/ 月~土 ランチ 11:30~15:15(L.O.14:30)日曜は予約のみです。
               ディナー 17:00~24:00(L.O.23:30)日曜は予約のみです。

定休日  日曜日 ※日曜の営業は事前にご相談ください。

※ランチ満足度数は、3.8~5.0

莉苑中華料理 / 銀座駅東銀座駅日比谷駅

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東京餃子楼(トウキョウギョウザロウ) 学芸大学店

2015-03-05 | 内飯・弁当・土産・取寄せ

東京餃子楼」(トウキョウギョウザロウ) 学芸大学店。

HPによると、当店は三軒茶屋の行列の出来る餃子専門店が新たに学芸大学にオープンさせた店。

場所は、学芸大学駅の高架下、学大市場内。

テイクアウト専門になるため「香氣」さんの帰りに、立ち寄り買い求めた。

焼き餃子 ニラ・にんにく無し(10個入り)@500

ラー油入りの餃子のタレも持たせてくれる。

このタレは味にとがったところがなく、あっさりとライトな食味。

自宅でいただく際には、家庭の調味料を足すのもお好みで。

(ノブロー) ほぉ、ほぉ。今日のお土産は焼き餃子だべか。

もちろん、冷凍もありますが、今回は店の奥の厨房で焼き、箱詰めされた餃子をいただく。

湯気で皮はしとっとはしているものの、肉餡にはキャベツといったシンプルな組み合わせで、

1個のポーションが小さいこともあり、おやつ感覚で箸が伸び、パクパク食べれて、

重たさがありません。

小さなお子様からご年配の方まで、食べやすく好まれる優しい味わいの餃子だと思います。

この餃子なら、タレは調味料の自己調整をせず、そのままでOKかな。

ご馳走さまでした。

 

東京餃子楼 学芸大学店

東京都目黒区鷹番3-2-1 学芸大学駅高架下

TEL     03-6452-4196

営業時間/ 10:30~20:30

定休日    年中無休          -店舗情報「食べログ」より

東京餃子楼 学芸大学店餃子 / 学芸大学駅

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香氣(コウキ)四川麺条 学芸大学店

2015-03-04 | 居酒屋・ラーメン

香氣」(コウキ)四川麺条 学芸大学店。

場所は東急東横線、学芸大学駅の改札を出て右手の東口の商店街を進行し、徒歩5分ぐらい。

紅色の外観に「担担麺」の、のぼり旗も確認できるので、容易に見つけることが出来る。

当店はL字型のカウンター席のみ。

上着は自分でハンガーにかけ壁のフックに吊るせるものの、人が通るのがやっとなぐらいになる。

店内の券売機で、食券を購入し、空いている席に座り、カウンター上に(食券を)出すと、

麺の希望を聞いてくる。当店は、中細ちぢれor細麺ストレートを選び伝えるシステムなのだ。

「 細麺ストレートで」

自身の発券したのは紅担担麺。

あとからカウンターの貼り紙で気が付いたのだけれど、担担麺には中細ちぢれが合うそうな。

そういえば、来店者のほとんどが中細ちぢれをリクエストしていた。

また、11:00~17:00迄はライス無料サービス(お替りOK)のため、つけるか聞かれたが、

お腹はそこまで空いていないため辞退した。

 

卓上の調味料は花椒、青山椒、香味酢、胡椒、辣油。

他には、レンゲ、穴あきレンゲ、爪楊枝、割り箸、紙ナプキン。水はピッチャーからセルフで。

カウンターの端には、黒い紙エプロン・ヘアゴムも用意されおり、

ご自由にということなので、使わせてもらう。

紅担担麺@740

唐辛子印1。

中央に小さく山を成すのは、肉そぼろ、水菜、白ネギ、そして唐辛子が1本、

紅のシンボルとしてトップの座に君臨する。

胡麻を主張させた、さらり系スープで、悪くないけれど、味の立体感が乏しく思え

そのため大きなインパクトにはつながらない。

また、唐辛子印1だが、自身の辛さの耐性からすると、さほど辛くはない。

手もとで、卓上の花椒・青山椒を活躍させ、麺を啜り、

最後は穴あきレンゲで底に沈んだ肉そぼろを掬い食した。

なお、お帰りの際は、各自使った食器をカウンター上部にあげるよう、

貼り紙に書かれているのでそれに従う。使った紙エプロンも同様だ。

 

当店はこのほか、都内に数店舗有し、フランチャイズ展開しているのだろうか。

四川のスピリットは感じぬものの、一定の味は守られているようなので、

お値段からしても、日常的な担担麺として不足なしである。

 

香氣 四川麺条 学芸大学店

東京都目黒区中央町1-17-12

TEL     03-5721-0805

営業時間/ 11:00~翌4:00

定休日    無休          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.5~5.0

香氣 四川麺条 学芸大学店担々麺 / 学芸大学駅祐天寺駅

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麻布長江 香福筳  ジャパンレストランウィーク2015

2015-03-02 | 中国料理全般

「ジャパンレストランウィーク2015」 ウインタープレミアム 

次なるお店は、「ジャパンレストランウィーク2014」 SUMMER PREMIUMで

感動の大きかった「麻布長江 香福筳」さん。

当店では、

ランチ 3,000円(税別・サ別)
ディナー 5,000円、7,000円(税別・サ別) で提供。

予約時間に店の前に立つと、本日は予約のため満席で、一般のランチはお休みとの札。

すべてが「ジャパンレストランウィーク」による利用かは不明だが、平日の昼なのに、凄い人気だ。

案内を受けたのは、前回同様入り口に近い位置の個室。BGMでは静かにジャズが流れている。

テーブル・セッティング等は、変りがないので省略。

卓上には「ジャパンレストランウィーク2015」の内容が記載されたお品書きはなし。

事前に同サイトで確認していたところ、当店のランチメニューは

3,000円 (税別・サ別)
【JRW】冬のポカポカコース フカヒレ入り
1.本日ポカポカスープ
2.海鮮の卵白炒め
3.雲南トリュフの焼売
4.細切り豚肉の甘味噌炒め 中国クレープ巻き
5.大山鶏・春雨のスパイシー煮込み
6.ほぐしフカヒレ あんかけごはん
7.本日のデザート

寒い冬にピッタリのコースメニューです。
しめはフカヒレ入りごはんで大満足!!     というものでした。

 

個室の扉が開いた。

「いらっしゃいませ。去年の夏もありがとうございます。平日なのでサービス用のお茶も

ご用意しておりますが、お飲み物はいかがいたしましょう」

これには、驚きだった。

昨年、色々と親切にしてくれたスタッフさん(フロアマネージャーさんだろうか?)が、

私のことを覚えていて、笑顔で接し、言葉をかけてくれたのだ。

定期訪問させてもらいたい、と考えながらも実行できていなかった自分が恥ずかしい。

もちろん、せっかくの料理なのだ。ドリンクメニューをお願いした。

飲み物は別注文した生ビール(サントリープレミアムモルツ)@800(税込@864) ×2

よりスタート。うすはりグラスで飲むビールは、実に美味しい。

 

コース料理に入る前には、苦手食材、アレルギー等の確認があり、

料理全7品は、一部を除き、各自分での提供で、サーブ 時にも丁寧な説明を受けれる。

1.本日ポカポカスープ

「こちら、1品目は生海苔の酸辣湯でございます。ごゆっくりお召し上がりください。」

蓋は目前で、スタッフさんが外してくれる。

(ノブロー) 湯気が嬉しい、ぽかぽかスープで胃袋を開くだ。

オーセンティックなスタイルだで。

生海苔の風味が程よい酸味に調和し、口当たり滑らかなスープには唐辛子の辛味が入り、

胡椒のびりっとした刺激がアクセント的に活きる。このあたりのバランス感は絶妙で、

もったり感のないキレの良い辛さは、綺麗な後味へ繋がり、技量の高さを感じた。

2.海鮮の卵白炒め

海老と白魚を使った卵白炒め。

ほかに具材は、金針菜、シメジ、ネギ、新タマネギ。

表面には色鮮やかな小さなアラレが散らされ、ほわほわ卵白をデコレーションしているかのよう。

旬をむかえる白魚で季節感を取り込み、味つけは薄い塩味ベース。

柔らかな卵白を口に含むと、ほんのりと生姜も効き、海老の身が食感にリズムをつけてくれる。

先ほどのスープの辛さを中和させてくれるマイルドな味わいで、味覚の切り替えにもなった。

3.雲南トリュフの焼売(2名分)

可愛らしい楕円形の蒸籠でサーブ。こちらも蓋は目前で外される。

(レンタロー) シューマイは、オラに任せてほしいだ!いつも食うてる!!

きっちりと練った肉餡の中に黒くツブツブ点在しているのが、トリュフ。

歯触りは柔らかく、濃厚なトリュフの香りを楽しめる小リッチな焼売なのだ。

次は大き目の丸蒸籠が登場。

蓋を開けてみると中には、春餅が4枚(1人あたり2枚)。

4.細切り豚肉の甘味噌炒め 中国クレープ巻き

「お客様で包んで、お召し上がりいただく点心になります。」

リーズナブルな定額料金の中での料理である。

それが自分で巻く仕上げ参加型で供されるとは思わなかったので、このプレゼンには高揚した。

豚肉ヒレの細切り甘辛味噌炒め、形を揃えて切ったキュウリと白ネギ。

(ノブロー) 北京ダック風に、ネギ、キュウリとともに春餅に巻いて食べるだよな。

北京遊膳」さんで、前に包み方教わったべ。覚えているだか?

(ノブロー) あんれ?こんなんだったけか?

(みに) いいの(・Θ・;)細かいこと言わない!これは京醤肉絲なんだから(汗)

 

甜麺醤の効いた豚肉の味もさることながら、秀逸なのは春餅の美味しさだ。

自家製ならではのもっちり感があり、皮が薄いため食べても口の中がモタモタせず、

具材の味をきちんと楽しむことが出来る。

 

料理は、次にメインの鶏で、食事、デザートという運びになる。

ここまで食べて、少しも重たさを感じなかったので、もうちょっと、食べたい気もある。

(レンタロー) 追加料理、頼んどくべ。オラが選んだるだ。荷叶粉蒸肉どうだべ?
 杭州の伝統料理だで。

(寝太郎) 面白いね!皮つき豚肉の蒸しって!インパクトありそうだよ。

さっそく、スタッフさんに内容を聞くと、当該料理は

皮つき豚バラ肉のまわりに米粉をつけて蓮の葉で包み蒸しているため、

けっこう、どっしりするかもしれないとの返答。

(寝太郎) チマキ風なんですか??

粽まではいかないとのことだが、米粉のもっちり度が心配になった私達。

お腹具合を考えてくれるスタッフさんが親切にあれこれと(私達の)質問に答えてくれ

また提案も受け、結果1個をシェアする形で注文。

細かなことでも客の要望に応えたいという真摯な対応に、ますます好感度が高まった。

5.大山鶏・春雨のスパイシー煮込み

ニンニクの芽、新タマネギも参加。

大山鶏はふっくらぷりっと健やな肉質で、噛みしめるほどに旨み豊か。

煮込みソースは、酸味のある辛さに花椒を効かせ、ピーナッツオイルのコクに

屋台っぽい味のエスニック感が合わさり、巧妙な味の立体感。

これも料理人のセンスによるもので、味のまとめ方が秀抜だ。美味い。

(レンタロー) この手のものは素人が一つ手もとを間違えると、とんでもないことになるな。

6.ほぐしフカヒレ あんかけごはん

「蒸したお肉はもうちょっとですので、お先にご飯ですみません。あと2~3分ほどお待ちください」

もちろん異存はない。満席状態で忙しいときに、追加で時間のかかる料理を、

しかも1つで通してもらえただけで有難いのだ。

 

さて、待望のごはんだが、前回が、「フカヒレあんかけごはん」だったのに対し、

今回は完全に「ほぐしフカヒレあんかけごはん」

助っ人のチンゲン菜に、目視でもくっきりとネギが大活躍している。

これは店側の落ち度でも何でもない。きちんと記している。

ジャパンレストランウィークを当て込み、過度な期待をした私が悪い。

あんかけの味は変わらず、美味いのだが、やはり物足りなさがある。

その心の隙間を埋めるため、ここに赤酢が欲しい。

(ノブロー) ええか!ふかひれフォーメーションをとるだ。エイエイオー!!!

荷叶粉蒸肉(皮つき豚バラの四川蒸し・ハスの葉包み)(1個)@900

「お待たせいたしました。ハスの葉は香り付けですので、外してお召し上がりください」

聞くと、本来は、もっと味付けが濃いうえ、まわりの米粉が味を吸い込むため

濃厚で重たい料理になるのだそう。

しかし、それだけでお腹一杯になってしまうので、意図して当店では作り方を研究し

若干あっさり目に仕上げているとのこと。

本物を熟知したうえで、来店される多くのお客様の口に合うよう、少し軽く食べやすくしているのだ。

皮の部分が美しく艶めき、この出会いはドラマティックだ。

ハスの葉の芳香をまとったバラ肉は、口に含むと、とろ~り。スパイスの強さは感じない。

調理に工夫をしてもらえたお蔭で、重たさ、くどさはないが、たしかに米粉効果か

胃袋にずっしりとした食べ応えを覚える。

(寝太郎) オーパスワンも置いてあるような高級店で、こうした庶民的な

料理を提供してもらえるとは思わなかったよ。

手間がかかってさ、好きでなきゃメニューに置かないさ。

シェフの中国料理に対する愛情が感じられるな。僕はこの店が大好きになったよ!

(ノブロー) コースも食うてる。だで、2人でシェアして丁度よい量だ。
 腹ぱんぱんにならず、美味しいうちに食事を終えるのが一番だで。

デザート前にはおしぼりの差し替えがあった。

7.本日のデザート

ココナッツミルクとあずきのスープには、ヒヨコ豆、白インゲン豆。

中央に浮かぶ白玉は水を一切使わず豆腐だけを煉りこんでいるため、その弾力も力強い、

冷たいスープデザート(糖水)である。

中国茶

「お茶は前回と同じ甘い香りのする烏龍茶、金萱茶でよろしいでしょうか?」

他のお茶を聞くと、血行・消化促進の東方美人も用意できます、との提案をもらえた

ので変えてみた。紅茶のようなフレーバーを楽しむ。

2煎目以降の、お茶はガラスポットで提供。

下に敷いてあるものは、ティーウォーマーではなく茶盤的な役割のものらしいが、

見た目も可愛らしいので使用されているよう。

(ノブロー) これ、ええな。オラのステージになるだ。

お茶を飲んでいると、わざわざシェフが個室に挨拶に来てくれたので、

緊張しながら、いただいた美味しい料理への感想を述べさせてもらう。

また、スタッフさんの話だと、レストランウィークでも苦手等によりメニューを変更することが可能。

再訪日の近いお客様はメニューが重なってしまうケースがあるので、言えば変えてもらえるという。

コース料理は2名様以上で。料理の相談にも応じてもらえ、訪問したお客様が何を召し上がったかは、

店側がきちんと管理し、重ならないようにしているとのことだ。 

事実、半年以上前の、私の訪問も飲んだお茶も覚えていてくれた。

(寝太郎) 素晴らしいよ!こういう店こそ、通う価値のある店だよ!!

追加の黄酒、ノンブレンドカメ出し(デキャンタ580ml)@3,300(税込@3,564)を含め

 Hand01 お会計は、1人当たり6,000円(千円未満四捨五入)テーブルチェックにて。

行き届いた心配りのもと、お見送りを受けた。

このサービスの質の高さもリピーターを生む所以だろう。

シェフの中華に対する情熱と探求心に満ちた料理にホスピタリティ溢れるスタッフさん。

このトータル力は、計り知れぬほど大きい。 “口福”はここにある、と思った。

 

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン)

東京都港区西麻布1-13-14

TEL  03-3796-7835

営業時間/ 火~金 11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)
                土・祝・日 12:00~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)

定休日    月曜(祝日の場合翌日休み)

※ジャパンレストランウィーク満足度数は、4.2~5.0

 

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2015年3月1日

2015-03-01 | 日記・コラム・つぶやき

(ノブロー) 予報では、今年は春の訪れが早えらしいだ。

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