台風一過、まだ曇り空ではあるけれども、然したる被害もなく行き過ぎてくれたようであります。今日から10月、水田の作業もひと段落し、ようやく身体を休めることが出来る月となりました。身体は休めることが出来るのだけれども、出稼ぎ先の仕事は手詰まり…大風呂敷を広げ過ぎて、締めることが出来ないような状態であります。難しいと思っていた問題が、いとも簡単に解けると思っていたら、最期の締めの部分で行き詰まりを見せてしまいました。血管の詰まりも糞詰まりも、下水のパイプの詰まりも日頃のお手入れが肝心なのでありまして、10年間も放っておいてから通そうとするから通らない。10年掛けて溜まった物は、20年掛けて通せば通るだろう…その位、悠長に構えることが必要なのかも知れません。
真っ赤に色付いたトウガラシは、胃腸を刺激し、消化器官の蠕動運動を促し、消化液の分泌を促進するらしい。アドレナリンの分泌を活発にし、心筋の収縮力を高めることから、血液循環が良くなり血管の弾性を高めるらしい。さらに、脂肪分解酵素を活性化し、体内脂肪の分解が促進される…出稼ぎ先の手詰まりには、新兵器『トウガラシ爆弾』を連射して、一点突破全面展開を目指すことにいたしましょう^^;
畑の赤トウガラシに似たナツアカネ♂…よもや、これを赤トウガラシと間違えて食べる人は居ないだろう。しかし、実に見事な色であります。若い♂が成熟とともに体色を変化させ、トウガラシにも似た色に変わるのでありますが、ホルモンでも関係しているのでしょうか?
トウガラシの赤は、カロテノイド系のカプサンチンと呼ばれる色素で、クロロフィルなどの緑色の色素が退色する事で赤く変わるものであります。アカトンボの場合は…やはり、体色変化を研究している方が居られましたよ^^; 2種類のオモクローム系色素(キサントマチンと脱炭酸型キサントマチン)が酸化還元反応によって赤く体色変化を起すらしい。(2012年7月の発表ですから、新ネタであります。)
詰まるところ、アカトンボは赤くて当然で、赤とうがらしも秋が深まれば自然に赤くなるのだから、日常生活に影響はないのでありますが、アカトンボが還元された赤色色素を保つ機構を調べていけば、抗酸化物質に行き着くかも知れない…すなわち、アンチエージング物質であります。詰まりは、お肌の大敵でありますから、快眠・快食・快便…難しいことは考えず、出すものは出しておきましょう^^;