その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

桃と太郎(忠臣)

2012-10-17 12:16:57 | 夢屋工房

『桃と太郎さん』の鬼退治ツアーは、リニューアルされた「東京駅」から離れることが出来ません。何故ならば、お上りさん御一行様の定番である「はとバス」を使って、東京スカイツリーを目指そうとしているから、その待ち合わせ時間で駅周辺を散策することになるのであります。例え「はとバス」の第一目的地が皇居外苑で東京駅丸の内口を直進すれば、徒歩でも待ち時間の内に到達できると分っていても団体行動を守るためにジッと辛抱しなければいけないのであります。
東海道新幹線を使っていた方々と違って、昭和生まれのアナログオジサンには東京駅はターミナル駅ではなく、東北人の心のターミナル駅は「ああ、上野駅」であると思っているから、新幹線を降りて中央線に乗り換えるための通過駅程度の感覚しかありません。それでも赤レンガ造りのお洒落な外壁を見ながら、大正時代のように耐火レンガを使っているのか、今風にレンガのスレート材を使っているのだろうかなどと、建築士でもないのに石組みを観察したりする…田舎者にとっては、トイレもレンガも観光資源になるのでありますよ^^;

「はとバス」ではお決まりの皇居坂下門や正門石橋にて記念撮影…『桃と太郎』さんは、小学6年生の時に新年の一般参賀で正門石橋や二重橋を渡っているんだよなぁ…その内、文化勲章を受章する折には、皇居宮殿松の間に出向くことになるだろう…妄想は続くのであります。
今は亡き祖母から何度も聞かされた「楠公伝」…一敗地に塗れ、兄弟で自刃して果てたとされる南朝方の「楠木正成」がどうして英雄視されるのか今でも分りませんが、主君?南朝の後醍醐天皇に最期まで忠誠を尽くしたとして明治政府に英雄化されたらしい…明治生まれの祖母が「楠公さん」の武勇伝を講釈師の如く何度も諳んじていた祖母を思い出すのであります。一豪族で寡兵の「楠木軍」が多勢の「足利軍」と戦うとなれば敗戦が決定的であり、山岳戦や奇策を用いたゲリラ戦を得意とする「楠木軍」が正規軍に祭り上げられ「湊川の戦い」に挑むなどという行為は無謀というべきであります。それでも立ち上がる「楠木正成」の行動を皇国の兵士として美化したとすれば…明治、大正、昭和へと続く不幸な歴史を繰り返さないためにも、ひとつの象徴として心に留めるべきだと考える『桃と太郎』さんであります。(お腰のビールでほろ酔い加減のオジサンだって、少しは考えているのであります。)
まぁねぇ、今の世の中、何とか勝ち馬に乗ろうとして平然と持説を替える『政治屋さん』が多いのだから、国会議員となった暁には、この「楠公像」の前で当選証書を受け取り、国家と国民のために忠節を尽くすなどという認証式でもやれば、そう簡単に変節も出来ないだろうと思うのでありますが…^^;
そうそう『桃と太郎』さんの今回の任務は鬼退治でありました。鬼退治の前には腹ごしらえが必要であります。『桃と太郎』さん御一行様は「はとバス」観光でお馴染みの帝国ホテルに向かうのであります…まだまだ続く^^;

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