峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

小さな町の誇り

2015年12月15日 | 暮らし

昨日記したKurofune Gym & Bar-格闘技フィットネスジム-を運営する健ちゃんのプロデュース力を、あらためて素晴らしいと思っている。

オープンに向けて、彼がコツコツと準備を進めている頃、どのようなジムにするのか訊いたことがあった。
生の格闘技の試合を観戦しながらお酒が飲めるような場所にしたいと彼は語ってくれた。
格闘技ファンの私としては夢のような話だった。正直に言って実現はなかなか難しいのではないかと思っていた。そう文字通り「夢」のような話だと。

大画面を見ながら飲食のできるスポーツバーは都市部にあるように聞く。しかし、生で、しかも、格闘技を身近に手軽に観戦できるバーなどというものをそれまで聞いたことがなかった。
ネットで調べてみると、福岡の中州にVale Tudo666という「格闘技バー」が存在するのが分かった。が、どうやら日本でもここだけのようである。
それが、驚くことに佐々町で実現した。東京にも大阪にも無いような形態の店がなんと日本の西の果ての人口1万4千弱の小さな町にオープンしたというのは、実は大変なことなのだ。

一昨日記したBar & Food/ HEAVEN's TAVERNも同様である。
あれほど格調高い本格的なバーは、佐世保や長崎はおろか福岡であってもそうそう見つけられるものではない。マスター・松本さんの志が強く感じられる店だ。
だから私は彼の店には基本的に1人で行くことにしている。居酒屋とかスナックとは異なる空間だからだ。

カウンターの止まり木に腰をかけ、マスターの洗練された身のこなしと優れた技術から作り出される1杯のカクテルを静かに口に含む時、私は、また1つの豊かさを感じずにはいられない。
Bar & Food/ HEAVEN's TAVERNは、バー文化を堪能できる貴重なお店である。私の暮らす町にそのようなバーがあるなんて奇跡だ。

こんな貴重な素晴らしい、そしてお若い2人が頑張っているお店を出来る限り応援していきたい。ぜひ2つのお店にご来店を!


先週金曜日に訪れた際のマスターです。






コメント
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