昨日は町内会大掃除の日だった。これで今年、町内会挙げて取り組む大きな活動・行事を無事に終えることができた。
先週の日曜日、今年で6回目となる「招福もちつき祭り」を行った。
町内会長役をお引き受けして以来、念頭にあるのは「町内会」を有機的に機能させたいという思いだ。そこに暮らす1人ひとりのための「町内会」でなければならない。それを、みなさんと共に力を合わせ、つくり上げていきたい。
それを具現するのに「もちつき」は、ピッタリだと考えた。杵【きね】を振り上げ餅をつくのは主に男性の役目、餅を丸めるのは主に女性の役目、餅をつくのも丸めるのも困難なご高齢者には食べていただくという大切な役目がある。いずれも楽しく、何より全員参加できるところがいい。「招福もちつき祭り」は、今や町内会の年末恒例行事に育った。
楽しいもちつきだが、今回ばかりはつき手がいささか参った。
もち米を店に55㎏注文したのだが、その後、計15kgを寄贈いただいた。併せると70㎏になる。せっかくのご好意だからと全部つくことにしたが、今回は例年に比べつきての数が少なかった。
2組の蒸籠【せいろう】と臼【うす】を使い、午前8時半頃からつき出し、正午を過ぎる頃まで限られた人数で切れ間なくついた。私も、その中の1人だったが、つき出して間もなく、数日間、筋肉痛に悩まされるだろうことを覚悟した。
後片付けの後、一部、町から借りていた餅つきの道具をトラックで返却し終えたのが夕方5時頃、副会長と2人で準備を始めたのが午前7時前だったから10時間かかっている。しかし、決して苦痛には思わなかった。楽しいからやれるし、思いがあるから頑張れる。
そうは言うものの、身体は確実にくたくたに疲れていた。明日はどうなるだろうかと思うほどだった。
しかし、その日のうちに女房どのに入念にマッサージをしてもらったおかげで、想像したほどの筋肉痛には襲わず済んだ。それから1週間、女房どののマッサージは続いている。