過日、家族が集った際「今年の漢字」を予想しあったが、それにあやかり、今年1年の家族それぞれを漢字1字で表してみようということになった。
私は「活」を挙げた。
町内会長・民生児童委員としての従来の地域での役割の他に、この4月から発足した「佐々町将棋同好会」の会長役を行きがかり上担うこととなった。
ほぼ欠かさず毎週土曜日の午前中、例会場にしている町の住民センターに詰め、2ヶ月に1度は「例会便り」を出し、忘年会の幹事まで務めた。町内会の行事・活動に追われるのと同時に、生業である私塾の仕事が夏以降、にわかに忙しくなったこともあり、まさに「生きること」「勢いよく動くこと」に精一杯であった。
女房どのは「磨」を選んだ。
新たな学校での1年目、努め励む修養の日々とのことだ。
絵理子さんは「子」を選んだ。
昨年出産した子供が11月に1歳の誕生日を迎えた。絵理子さんは当初、育児休暇を何年取るか決めかねていたが、職場の上司の助言が背中を押してくれた。育児休暇2年目に入り、幼子と共に過ごす貴重な日々を存分に楽しんでいるようだ。
絵理子さんの夫である研二くんは「家」を挙げた。
家族のぬくもり、家族がいることで湧いてくる勇気や希望、そんなことを実感する日々なのだろう。
有紀さんは「実」を選んだ。
約1ヶ月に渡る教育実習を始め、充実した大学生活を過ごせているそうだ。
くるみさんは「越」を挙げた。
受験生として、掲げた目標を越えて行こうとする意気込みがうかがえる。
あなたは、どんな漢字が浮かび上がりますか。
今年1年、お付き合いいただき有り難うございました。