陽だまりの中で

　今日はサッカーならぬストレッチ体操へ。後ろに反って青空を見るのは、家でのストレッチと大違いです。みなさんの邪魔をしないように、今日はボールの蹴り方の基本を教えていただきました。この練習会へは健康維持のために出かけています。一緒に試合にも　と声はかけていただきますが、もしも怪我をしたら眼も腰椎もアウトなので、そこまでは踏み切れません。この練習会に参加してよかったと思うのは、草サッカーの記事を書くときの見方が少し変わったということでしょうか。中に入らないとわからないことがあります。

　草サッカーのボランティアを始めて8年が経ちました。初めは何もわからないまま、いまはある意味で「したたか」になりました。「したたか」は「ずるい」というよりは、まぁ、賢く　という感じです。相手のことを考えて一番喜んでいただけそうなことを提供する、後は何もしないじっと待つだけ。時間がかかりますが、無理が無く自然体でいい結果を得られるというのでしょうか。相手が喜んでくださることが何か？これは感性でしかつかめません。

　時間をかける、時を待つ　それがやっとできるようになりました。人生残りが少ないのにそんなことも言っていられませんが、この穏やかさをなによりも愛します。目の前にあるわけではありませんが、Giving
Tree　があるような気がするのです。最後にもどってきても切り株があるような。だから、穏やかさがある気がします。

　「孤独とは他人を全身で認め、恋うること」こんな言葉が今日の『折々の言葉』にありました。