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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

 わたしがすてたもの

2018-02-11 15:51:37 | 日記
 一人で夜、 ピョンチャンオリンピックを見ていると、どうも寒くなってきていけない。今日は外に出ると、いつもはっきり見える丹沢の稜線が霞んでいる。どことなく空気が春らしく、コート無しで歩けた。デスクワークに飽きて、隣街の茅ヶ崎へ梅を探しに出かける。隣町の大磯は情緒のある静かな町、茅ヶ崎はサザンのイメージで垢抜けたおしゃれな感じの街。

 梅祭りとやらでにぎやかだったが、目的の梅はあまり咲いていなかった。それよりも、前から行きたかった茅ヶ崎のカトリック教会がすぐそばにあった。庭に松のある茅ヶ崎らしい教会だった。招かれたような気がした。この頃、なにか吹っ切れないものがあった。

 夜中に目が覚めることがある。音に敏感なせいか車の音などで目が覚める。そんな時、何か急に不安になる。夜だからだ と思うのだが、あれこれ考える。夫も子供ももちろん孫も、家も何もない自分を夜中に見つめる。何をしてきたのだろうか?とまた同じ問いにぶち当たる。どうして普通の暮らしができなかったのだろうか。あたたかい布団のなのに、眠れなくなる。いまさら、何を言うのか・・とおもうのだが。

 今朝の折々の歌に「あなたが捨てたもので、あなたが作られている」があった。仙台市のリサイクルの作品の話だが、過去の挫折にも言えるか。と結んであった。

 教会の梅がきれいだった。挫折が私を神に導いたのかもしれない。

 

 
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