朝早くから、カナカナ蝉が鳴きだした。ああ、秋が近くなったんだ。日暮れも早くなったし、積乱雲ではなくうろこ雲も浮いている。76回目の「広島原爆（ゲンバク）の日」だ。もう、語り継げる人が少なくなるのだなぁ。学生の頃より、なぜ戦争が起きたかが理解できにくくなった。周囲にそういうものを感じさせるものがなくなったからだろう。親友は子供たちが小学5年生の頃、広島へ連れて行った。その時の理解力や感性で戦争を感じてほしいからという事だった。
周りのそのような雰囲気がなければ、戦争がゲームのなかだけのものになるように、コロナだって初めの頃のように毎日現場からニュースが流れなければ、危機感は薄れる。ましてや、祭典である五輪が毎日朝から放送されて、金メダルだ！とニュースが流れれば、感染者が過去最高と言われても、それはどこかへ消えてしまう。五輪とコロナ感染の関係を論じるのはおかしな話だ。副作用があるかないかだろう。自分の興味のある競技ならメダルが取れればうれしいと思い、気持ちも解放される。いや、興味のあるなしではないかもしれない。100人のアスリートがいれば、100のストーリーがある。それは大事に受け止めたいと思う。それと同様に、コロナウイルスに関係した100人の医師や看護師がいれば100のストーリがある。だが、彼らにメダルはない。
今、コロナウイルスの感染はいままでとは違う。フェイズに入ったと思う。だから、違うインフォーメーションが必要だ。そして、私自身も考え方を変えて、楽に暮らせる心にならなくてはと思う。新しいフェイズに適応していくしかない。そんな挑戦もおもしろいのではないか。
さて、なにが「もどかしいこひ」か？いやいや、朝ドラの二人のもどかしさがいい。でも、わかるんだなぁ。素直になれない自分と進みたい自分がいる。自信がないんだよね。『ダイヤル回す手を止めた…』なんて歌詞があった。そういう自分の手を引っ張ってくれる人がいいなぁ。
今日は、徒然なるままに書きました。さすがに今日は吉田麻也のためにサッカーを見ます。
