ひぐらしが鳴いていて、川のせせらぎの音がして、宿の部屋の廊下から暮れていく山をぼんやりみている。少しひんやりした風が通り過ぎていく。そんな時間を過ごしたい。
NPOの貸借を0にする仕分けを入力した。ただ1行の仕分けをなかなか入力できずにいた。債権も債務も0になった。おわった。
読み終わった本を閉じて、スタンドを消して「おやすみなさい」と夏掛けに包まるときのしあわせ感。今日も感謝で平和に終わったと。ざわつく話をしたが、朝ドラの(見てない人はごめんなさい)妹ミーちゃんの姉への嫉妬。自分の好きな人の心に自分ではなく姉が住んでいることだ。姉に向かって、「かわいいね」と彼にほめられた服を投げつけた。あの激しい気持ち・・・。
あまり嫉妬心は強くなかった。そうなる前に(自分がダメだとわかる前)逃げ出した。傷つくのが嫌というよりは争うのがイヤだった。自分に自信もなかったし。夫が愛した人は20歳も私より年下でかわいかった。英語も得意で、演劇の話も私より彼と合っていた。同じ職場にいたら3人はどうしたらいいのか?夫はどうして考えなかったのか。心が私にないことよりもそれが腹だだしかった。
嫉妬とはジェラシー(やきもちとか所有欲)とジールという「思う熱意」とか「守る熱意」かいうものがあると最近の教会のお説教にありました。突き詰めていくとジールは憐れみ深いという気持ちになるとか。私のもとにいれば幸せでいられる、離れれば不幸になる。だから、熱意で守る(離さない)ということなのだろうか。難しい。
昔、嫉妬だったのだろうか、ティッシュペーパーを壁に向かった投げたことがあった。そんな日が懐かしい。