「コーヒーがおいしいわね」と朝食の時に二人の食卓の相棒に言った。涼しくなった。9月の下旬くらいだろうか。今日でお盆もあける。それにしても雨が止まない。コロナ感染者の死を悼んでいるようだ。NZでは全土3日間のロックアウトだそうだ。九州地方などでは雨とコロナでいかに大変か・・・。
昨夜のNHKの「ふたりのディスタンス」(あなたの大切な人はだれですか)はよかった。TVで何回か紹介されているカリスマ家政婦のタサン・志麻さん(42歳)と専業主夫のロマンさん(27歳)の距離感だ。ロマンさんはフランス人で父親を知らずさびしく育って「家族愛」に飢えたいた。志麻さんは仕事熱心なあまり自分本位な行動でうまくいかず、一流のフランス料理店をやめて傷を負っていた。そんな二人がアルバイト先で出逢い結婚をした。ロマンさんは「全力で志麻さんを愛したい、守りたい」とヒモと言われようと平気と主夫業の方のほかに二人の子供たちの面倒も看る。何でも話し合う二人にディスタンスはない。これをロマンさんがフランス人だからとは片付けられない。甘く真剣な時間が二人の間に流れている。
コロナ禍の時に家族のいる方たちはその絆を強めるチャンスだと思う。結婚してそのままにしておいたことなど話せるチャンスだ。改めて「家族」のすばらしさを感じてほしいと思った。
さわやかな印象を残したドキュメンタリーだった。