インフルエンザのワクチン接種を十年以上ぶりにしました。子供たちに勉強を教えていたころは、本当は接種をしないとまずかったのですが、しなくてはと思っているうちに春になりました。笑。腕の出る衣服と言うのでゆるゆるのセーターで行きました。その上にカーディガンを羽織っていくと暑いこと!仕事をしている場合ではないという天気です。せめてと、琵琶湖畔まで出かけました。もみじの紅葉はまだ少しで、桜の紅葉は葉が虫に食べられて全滅です。湖が干上がっていて、たくさんの鴨たちが帰ってきています。湖面もきれいで、この上を飛べたら・・・なんて思いました。
今の朝ドラは1990年から現代までという設定らしいです。でも、なにか自分の大学時代と同じような感覚のシーンがあります。ああ、この感覚!!とおばあさんは回顧するのです。「わが青春」なのです。
取材の時に泊まったホテルのサービスのお茶の袋に
水澄むや 人を愛した 記憶ほど (伊藤園 新俳句大賞恋愛偏)
が目に留まりました。ああ、これ、そう、人を愛した記憶ほどなのよ とうれしくなりました。私の人生は青春から中抜けして、また、青春になりました。「欲」というものではなく、ただ「愛した」のです。そういう想いが、私の人生を清めてくれるようです。
まだまだ、私の中には青春が燃えているようです。