伊吹山の初冠雪はまだで、今日は山頂が霞んでいます。暖かいせいかもしれません。冬の厳しい稜線はなく、春のような柔らかな線をだしています。それも明日あたりから寒くなるようです。
熱狂的ドイツ戦勝利の騒ぎも今日はどこへやら?私は偉そうに「だからサッカーは面白い!」日本は口ほど絶対勝つではなかった気がします。などといいながら、昨夜は予定通り8時から鎌倉の実況中継を見ていました。これはさらに面白く怖いお話でした。もし、高校のときにでも、「いいくにつくろうかまくらばくふ」で「守護・地頭」「御恩の関係」とか「政所」「執権」などという味気のない歴史でなかったら・・・と思うのです。政子はかなり悪い権力者のように習いましたが、稀有の運命を辿っていますね。(少なくとも大河ドラマでは)それは自害したくなります。
姉・弟の政子と義時の関係。姉が頼朝と結婚したために狂った運命なのか?我が弟を思いました。姉の生き方を見て、弟はどこかで姉に似た女の人を探していた?その匂いを感じたことがありました。弟は小さい時から私について歩いていましたから。というか二人でつるんでいないと家のなかに居場所がなかったのではないでしょうか。私たちは何も知らされず、大晦日に一緒に生活していた祖父母と一軒のうちで別所帯でお正月を迎えました。小学生の頃でした。そして、高校生と中学生の時に理由がよくわからないまま東京から埼玉のど田舎へ越すことになりました。何も話をしなくても、二人はそのことにかなり反発を覚えていたと思うのです。
お互いに結婚して家庭を築いても、弟は私が夫と別居すると追い出されて私のところへ転がり込んできました。別に打ち合わせたのではないのですが、そういう運命なのかもしれません。
「人生はわらない。だから、面白いししんどい」のでしょうね。そういえば、弟もサッカーが好きでした。
12月初めに咲いたブーゲンビリア。湘南は暖かかったのですね。