2日ほど横浜へ取材に出かけました。だいぶ体調も良く、気分も楽になりました。親友にも会えて、超豪華なフルーツパフェなどをご馳走なり、ルンルンと帰宅しました。
この地長浜に来てそろそろ4年です。京都大好き人間の私は京都の近くに住みたいから始り、琵琶湖の周辺の街を訪ねました。ちょうど今頃、紅葉がすばらしい湖北を訪ねました。一度夏にも訪れているのですが、ここで拝顔した仏さまは、住民たちが戦火から仏たちを守るために土の中などに埋めて、のちにまた住民たちの手で奉られたものでした。そのお姿には、腕が無かったり、指がなかったりでした。私はなぜかわが身を見るようで涙しました。そして、琵琶湖に沈む真っ赤な夕陽を見て、人生の終わりはこうでありたいとこの地にやってきました。
さまざまなことが起きた離婚後の生活。そして、認知症の母の介護、母が天に召され、実家を1年かけて処分した後にこの地に来たのです。町の人たちに温かさに触れ、琵琶湖畔へ出かけては自分を取り戻していました。美しい新緑の季節、秋の紅葉の季節、そして、雪の景色・・・。
最近、私は心身ともにとても元気になりました!そして、昨日パフェを食べながら、親友に「私の癒しの時間は終わったのだと思う」と話しました。人生の最後に、そう真っ赤に燃える時期に思いっきり飛ぼうかなと思ったのです。親友曰く「M子さんらしくていいわ!」と。
なにかが満たされ、私は元気になりました。琵琶湖に落ちないように(笑)飛んでみようと思うのです。