一雨ごとに秋が深まり、木々が美しい衣をまといます。この時期が新緑とともにいちばんうつくしい季節です。都会では見ることのできない深紅の紅葉。黄金色のいちょうの葉。散歩の歩数も増えていきます。
コロナ禍の2・3年でやはり生き方が変わったようにも思います。毎日、毎日5時ごろになると感染者数をネットで確認して、いつも不安と背中合わせで暮している感じでした。日常生活も様変わりしました。仕事も学校も・・・。また、第8波がやってきたようですが、どんな生活なら幸せを感じることができるかを考えました。
経済的には収入減、支出の増と追い込まれるばかりです。誰とどこでどんな風に暮らしていたら、幸せを感じることができるのでしょうか。先日、ご紹介したのは「生き残れるほうを選ぶ」という生き方が、最終的には幸福感があるということでした。昨夜、雨音を聞きながら、どこでどう暮らしていたら私は安心して暮らせて幸せを感じることができるのだろうと考えました。
都会で育った私の体のどこかに都会の匂いが恋しい細胞が生きている気もします。元気になった分、そうなのかもしれませんね。でも・・・。どこにいたいの?何をしたいの?と自分に問うてみました。心が一番安定するのはどこ?何をしているとき?
それは正直に素直に生きてみることのように思います。貧しくても、だれかに何かを言われても。