雨降りですが、室温が二桁という暖かい朝でした。今日は千葉から4人組が遊びにきました。長浜にこの時期に、確定申告の書類を作成に来ていたサッカー友の一人が一昨年亡くなり、その追悼という意味でその仲間がやってきました。
人の縁とはつくづく不思議だと思いますのは、一人の方は熊本生まれで(熊本城のすぐ近く)お世話になった熊本のサッカー友の後輩でした。あとお一人は四国の出身で、昔の千葉のお友達の近くに住んでおられました。もうお一人は彦根のご出身ということで、よくよく話していくとどこかでつながっているのです。長浜の町で夕飯を食べて、盛り上がっていると、自分がどこにいるのかわからなくなります。熊本?四国?神奈川?と。
でも、何の抵抗もなく盛り上がって楽しく食事ができるのは、根底に流れている気持ちが同じようだからのようです。みんないい年をして、純粋で、人の悪口も言わず、頼まれたことを断れずいつも損をしているような感じです。
一大決心をして(というほどでもないのかもしれませんが)この町に来て、暮らしている私を偏見もなく受け入れてくださいます。いいところだよね!と。
54歳で亡くなったサッカー友・・・。「Sちゃん、今日はみんな遊びにくるよ」と笑顔の写真に話しかけます。まだまだ、彼がふと出てきてくれるようです。彼が残してくれた素敵なプレゼントは、この純情まっしぐらの仲間でした。Sちゃん、ありがとう!
写真は雨に煙る彦根城です。