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帰りを待っていてくれたのか

2025-01-21 20:13:10 | 日記

風は強いものの暖かい日でした。陽ざしが春らしいです。町の駅で買ってきたストックが春らしくてうれしいです。

でも、この花は悲しい花にもなりました。昨夜、5年頑張って生きていたメダカが亡くなりました。教会のお友達から3匹頂いたメダカの2世です。15匹くらいいたのですが、7匹くらいになり、最後はこの1匹でした。寒いせいもあって動きも悪かったのと、もう寿命が近かったのでしょうね。子どものころからある鉢で飼っていたのですが、7匹ぐらいになったので、水槽で飼いだしました。ちゃんと「メダカの飼い方」なる本を読んで、ポンプやらを揃えました。毎日、その姿を見るのが楽しみでした。ごく普通のメダカです。

生き残った1匹は少し背骨が曲がったような感じでしたが、賢くて餌のもらえる位置にすぐ寄ってきました。水槽が玄関のすぐそばの部屋にあり、帰宅して部屋に上がると(ドアでなく戸で、グローリングに上ござが敷いてあります)まず、メダカの様子を見ます。人の動きはわかるので寄ってきます。私を出迎えてくれるので、「今、帰ったよ」と声をかけました。

そして、いよいよ動きがおかしくなったので、小さな金魚鉢に移し日の当たるところに置きました。昨日、家に帰ると真っ先にメダカを見にいきました。動かないのですが、指で触ると動き出しました。ああ、生きていた・・・。夕食の支度をして金魚鉢を見てみると、もう浮いていました。思わず十字を切りました。良く頑張ったね、と。夜なので、埋めてあげられないので上手に紙に包んでおきました。白いストックを1輪乗せて。

今朝、いままでメダカを埋めていた鉢に移しました。今まで以上に悲しかったです。水槽のポンプも灯もそのままにしてあります。まだ、処理できません。

一匹のメダカの存在が、私の生活の大事な一部だったなんて・・・。祖父母も両親もその最期を見届けることはできませんでした。

きっと、最後の力で私の帰りを待っていてくれたのだ。そう思うのです。今日はストックを玄関に飾りました。


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