なんとなくぶろぐもリフレッシュしたかったです。取材で首都圏へ出かけタブレットからしか投稿できず、写真がありませんでした。都内の駒沢運動公園に行きました。台風の爪あとは大きく、かなりの量の枝が折れていました。ぎんなんや椎の実もたくさん落ちていました。今年はどこでも彼岸花が咲かないと言っています。駒沢公園までの道で甘い香りがしました。すれ違った女性の髪の匂いかと思いました。公園内で気がつきました、「金木犀の香」!と。香りは薄いです。季節がおかしくなっています。
台風の被害は様々でした。災害のお見舞いに行った鎌倉のがけ崩れは想像以上でした。もう、道に崩れ落ちた土は取り除かれていましたが、どう処理していいのか決まらないらしいです。上のほうは宮内庁の管理、真ん中あたりは、地主さんがいるということです。自衛隊が来て処理はしましたが、ただ通れるようにしただけ といいます。地主さんの許可なしになにかすることはできないそうです。
その坂道の上に住むおばあさんは90歳、お元気ではあります。息子さんと同居していますが、息子さんの会社も被害に遭い、その対応で帰宅できず。坂道の上の大きな家。隣に1軒。その奥に1軒また大きな家があるだけ。道がふさがれたので、各家にある下の家に降りるはしごを使って移動。足が悪いおばあちゃんは降りられません。ガスはプロパンガスなので使え、水道も出たそうです。電気が通らず5日間。お風呂は沸かせません。ろうそくを頼りに暮らしたそうです。裏は山ですので暗いです。冷蔵庫のものは3日間で全部ダメ。
お尋ねした日、いつものように食事を用意しておばあちゃんは待っていてくれました。いつもの迫力?はありません。それと大丈夫といいますが、メンタル面はバランスが崩れたようで、いつもと違いました。不安が大きかったのでしょうね。電話も携帯も通じませんでした。
災害はまず物理的な修復も大事ですが、メンタル面のフォローも大事だと思います。特にご老人のそのときの恐怖心のようなものは大きいようです。どうも日本はその辺が遅れていいるようです。あの鎌倉の坂道のきれいな紅葉は今年はだめかもしれません。自然災害を防ぐためにできる最低のことは、考えないと・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます