夕方、ぶろぐを書く時間のときは、コロナウイルスの感染者の情報が入ってくる。今日は、かなり厳しい数字だと思う。長浜の町も観光客が増えていた。感染して亡くなられた方は今日現在で26303人、令和元年度の自殺者数は20169人。これをどうとらえたらいいのだろうか。
「自死」ということをどうとらえたらいいのだろうか。毎日、コロナウイルスほかのニュースで流れてくる個人のプライバシーにも関する報道。どうしてそっとしておけないのだろうか。タイトルしか見ないが、胸が痛む。私の周囲にも、配偶者が自死された方、お子さんが自死された方、お友達が自死された方など多くいらっしゃる。もと夫の友人も「病死」ということになっていた。一番近い叔父のことですら、そう聞かされていた。その遺族の心境は、気も狂わんばかり という感じだ。それをなぜ・・・!
1ヶ月くらい前親友に自殺しようと思った時の話をした。20代後半だろうか。樹海に入る気だった。眠れないといけないので(これがおかしい)ゴルフの練習場に出かけた。練習場はあいにくお休み、仕方なく帰るときオーナーが自転車で追いかけてきた。仕事をお願いしたい という。私も知っている人の仕事だった。「まぁ、まぁ、頼むよ、あいつのところへ行こうよ」ということで強引に連れていかれた。
その仕事のおかげで、生きたのだが・・・。親友は笑う。「大体、死ぬ前によく寝たいなんて思う人は死ぬわけないでしょう」と。今、思えばそうだね の笑い話だった。
「まが差す」という言葉が正しいかどうかはわからない。思い悩んでいて、ある時死に向かうともいう。そんな人の気持ちなんてわかるわけがない。そっと心の中で手を合わせ冥福を祈れないものだろうか。
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