つらいときさびしいときはどうすごす

関東には台風が接近している。お友だちが首都圏に多いので心配だ。関西は天気がいい。伊吹山が青い空にくっきり見えて、綿菓子のような雲が山頂付近に浮かんでいる。相変わらず暑い。今朝はわりと早く目が覚めたので、ミサに出かけられた。今日はいつもの神父様とは違うキム神父様なので、静かにミサが始まった。あと１年も三分の一しか残っていない　というお話から始まった。

「みなさんはつらいときやさびしいときはどうして過ごしていますか？」という質問だった。気分転換に旅行に出る、音楽を聞く、おいしいものを食べる、お酒を飲む、家族や友だちと過ごす、いろいろ神父様は例を挙げられた。自分はあまり動かずにいることが多いなぁ　と思った。

今日の福音は「自分の持ち物を一切捨てなければ私の弟子ではありえない。自分の十字架を背負ってついてくる者でなければ、だれであれ私の弟子ではありえない」というイエスの厳しい言葉だった。自分の持ち物の例として、神父様は先ほどの例をあげられたのだ。つらいときやさびしいときは、神とともにいなさい、神に祈りなさい　ということだった。それが自分の十字架を背負うことだと。

ミサは１時間で終わります。教会からのお知らせが終わり、神父様が「暑いときはビールがおいしいですがみなさんは何本のまれますか？（缶ビールのこと）３缶くらいですか？私は肉が好きで毎日食べたいのですが、半分の３日にしています。みなさんも３缶のビールの１缶でも他のことのために使うようにしましょう。今日の福音のように全部捨てなさいと言っているのではないのですよ。いいですね。少しでも神さまのほうを向いて、他の人のために使うことを考えてくださいね」と言われました。（みなさん納得の表情）

今朝のミサが始まるまえに、初めて教会で声をかけてくださった方が、甘酒のもとを作って持ってきてくださった。買いたいなぁ　とスーパーで思っていたがなかなか買えなかった。うれしかった。彼女の気持ちがなによりもうれしかった。