今朝は朝焼けがきれいだった。窓を開けると空気は冷たいが、きりっとする感じだ。コロナの感染拡大、というか医療現場のことが心配だ。感染拡大を予測できないのか、なぜ今頃看護師不足だなどというのか など行政に対する批判も多い。もう、批判などとしているときではないのだろうか。私は病院の状況はわからないが、1+1=2のようにはならないだろう。それぞれの病院で病床と看護する人の数はそう簡単には読めないだろうし、この冬場で心臓病などで緊急入院する人も多いだろう。それを誰が読めるだろうか。市や区が近隣の市や区とうまく連携を取らないと、医療体制は回らない気がする。誰かが言う「互助」だろう。気が休まらず、緊張が続く医療現場になにか援助の手はのべられないのだろうか。医学が進歩してもどうにもならないのは、人の問題なのかもしれない。どれだけ医療現場の人たちを大事にしてきたのだろうか。今日は草津へ行った帰りに近江によってみた。近江商人や海外からの伝道者が建てた病院や教育施設も多い。そういう「志」があったのだろうな。
京都へ近づくにつれ、マンションや家が増えてくる。今、長浜も新築ブームのようだ。というよりは住人がいなくなった住まいが崩壊寸前だからだろう。1軒を4区画くらいで新築の家が建つ。それでも長浜は1軒が大きい。解体中の家の柱が見事だった。ああ、こんな柱を使っていたんだ と思う。今は屋根にひさしもなく、長方形の家ばかりだ。ガッチン、ガッチンとポチキスよようなもので止めていく作りだ。出来上がるまでが何とも早い。
TVドラマで雪見障子を見たときに、何と風流なのだろうか と思った。我が家は土壁だというがそこそこあたたかい。内装はかなり手が入れられているが、階段だけは古いままだ。その板が時代を思わせる。確かに年を取るとマンションのほうが住みやすいかもしれない。でも、便利さだけでは満足できないこともある。あまりにも「便利さ」だけを優先にした時代は問題を残した気がする。
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