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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

コロナ禍の一人暮らし

2021-08-26 21:13:06 | 日記

秋は夕暮れの言葉を思い出した。秋の気配を感じる夕暮れ。「なんで?!どうして?!」という言葉がまだ出てくる。美容室へ行った帰りにSさんにスーパーで酎ハイを選んで買ってきて供えた。突然の死はそんなに簡単に納得できるものではない。幸い、やさしく背中をさすってくれる手を感じることができるが。

鎌倉のおばあちゃんから野菜などを取っている生協がコロナの感染で宅配が中止になったので、とても助かったと連絡があった。おばあちゃんはタクシーで坂を下りて駅の近くまで行かないと買い物ができない。足も大腿骨骨折をしているので不自由だ。90歳を過ぎているおばあさんには大変な話だ。コロナで自宅療養でないからいいが、もしそんな話だと本当に一人暮らしはどうにもならない。身内ならドアの前に置いていってと言えるが、ほかの人には頼むことができにくい。この辺でもご近所は「コロナ感染」と聞いたら、うちの前を避けて通る気がする。(そんなに冷たいご近所ではないが)ニュースになる自宅療養の話を聞くと、私などはコロナ感染死よりも飢え死にしそうだ。

誰かが自助、共助、公助などということを言ったような気がする。あと5年後は「共助」も怪しくなる。「野戦病院」はネーミングが悪いとかいうが、もう何でもいいじゃないですか。医療を整えていかないと大変なことになると思う。私が交通事故に遭ったとき(圧迫骨折)整形外科のベットは空いていなくて、呼吸器の方へ回された。それも医師に「本当は自宅で療養してほしいんだけど、この状態で自宅へ返したら何もできず大変だろうから・・・」と恩着せがましく言われた。日本は入院日数が長いというが、その後のケアの充実がないと退院はできにくい。高齢者の次の病院探しは大変だ。

今日もこんな話になってしまい悲しい。それでも、母の場合を思い出すと病院も介護施設の方たちも本当によく考えてくださった。私はどんなに助かったか!これがどこでも受けられるケアで、それこそ「安心・安全」の医療体制が出来ていってほしい。

 

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銀座も1度行ったでしょ

2021-08-25 18:21:14 | 日記

久しぶりに道の駅へ買い出しに出かけた。野菜が値上がりしているというので、鎌倉のおばあちゃんの分も担いで帰った。今年のお米の出来はどうなのだろう?などとも思いながら、赤とんぼの群れに襲われそうな田んぼ道を歩いた。しおからとんぼもいた。短い命をつなごうとしている。

ジェンダーの問題を考えていた。日本は時期的(早晩の)な問題ではなく、自ら勝ち取ったものではなく戦後GHQの指導の下に得ていったものだからではないだろうか。ほかの権利もそのように感じる。ジェンダーギャップ指数ランキング1位のアイスランドは、国の女性の90%が仕事のストライキをしてその存在を認めさせたという。パワハラだのセクハラだのの話は日本では2000年くらいからではないだろうか。だから、80代のおじいさんたちは会社に勤めていても、そんな話題にあまり触れずに退職したと思う。ましてスポーツ界などはね。

尾身会長のバッハIOC会長に関してかなりはっきり批判したようだ。「銀座にも1度行ったでしょ」はなにか彼の地の発言のように思えた。確か、尾身さんが大学受験の年は東大が大学紛争で入学試験中止だったはずだ。学生たちが自分たちの力で大学運営の民主化を図ろうとした闘争だ。他大学や高校生までに及んだ。多くの学生が社会問題に関心を持って、デモ等に参加した。学生の身分でも自分たちの手でというのが、核にあった気がする。その後、彼らは社会に出て高度成長を担う世代になった。尾身さん上が年代が団塊の世代になる。24時間戦えますかの世代だ。だから、奥さんは基本的に家にいた。

私の変な見方かも知れないが、遠藤周作さんが「日本人に合ったキリスト教」といっているように、日本人が咀嚼できない自由・平等というものは、日本人に合ったものにする必要があるように思う。平塚らいてふさんのように、女性も自ら声をあげていかないと難しい問題だ。

コロナは考えようで今の時期でよかった。大いに医療にしても変革を論じていくのがいいと思う。もう、単なる批判といいわけでは間に合わなくなる。(今日は偉そうね、失礼しました)

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思いだすのは食事のことばかり

2021-08-24 20:39:32 | 日記

蒸し暑い日は身体がだるく疲れている。9月に訪れようと思っていた坂本方面へ出かけることにした。お友達が冊子の切手代を送ってくださったので、それで出かけられた。今年の2月に亡くなられたSさんとFさんで石山寺と坂本の西教寺に出かけたので、思い出を辿ってみたかった。

何度も訪れているところなので道はわかっていたが、今日は遠く感じる。2月には車だったのと私は足をねんざしていたので、あまり歩けなかった。それでも頑張って階段を登ったなぁ。「いいね、坂本も。琵琶湖がよく見える」と二人が喜んでくれた。来年は、湖西線側をドライブしよう・・・と。

2人は高校生のサッカーなどを指導しているので、体力もある。ともかく食べる。(飲むけれども車のなので我慢)あの時も朝食は、コメダのモーニングだった。2人で2.5人分。あんこのトーストかなにかもあった。小食の私は実はお付き合いがきつい。お昼も石山寺でたっぷり釜めしを食べた後、私のためにぜんざいを取ってくれた。Sさんと二人で食べたが、ああ、死にそうだった。でも、瀬田シジミの赤だしのおいしい味噌汁を飲んだ。

思いだすことは、なぜか食事のことが多い。そういえば、去年の8月23日もお二人の素敵な男性とお食事をした。風情のある部屋で食べた食べた。私だけなのだろうか。色気なく食べたものばかり思いだすのは。それは日常の食事ではなく、ハレの日の食事だからろうか。

今日はSさんが坂本へ招いてくれた。ちょっと悲しかったけど、楽しい思い出の世界へ連れて行ってくれた。約束しようね、旅をしておいしいものを食べようと。

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燃え尽きた人生 わすれない

2021-08-23 22:50:50 | 日記

暑さがぶり返した。エアコンを入れながら頑張った。新しい草の根サッカーの組織の会則を作って、口座開設に必要な書類をもらいに行った。一緒の仕事をする仲間の何人かにメールしようと思っていた。

夕方、その中の一人から電話が入った。「福井のインター杯の審判に来ているの?」と聞くと、Sさんは行ったけど、自分は行かなかったとの返事。「それから、Sは何か所か回って帯広に行ったんだ。そこの旅館で亡くなった・・・」詳しいことはわからなかった。

Sさんは50代、高校の教師を50歳で退職して、自分のサッカーの仕事を自由にすると地域のスポーツや文化の貢献に尽くしていた。街を歩くとあちこちから声がかかる。丸顔でいつもニコニコだった。NPOの仕事もよく助けてくださった。確定申告の時には、電話をくださったF氏と一緒に長浜まで遊び方々来てくれた。夜のうちに必死で書類を作り、翌日は3人で大学時代のように車であちこちへ出かけた。

1時間後にF氏からメールが届いた。原因はくも膜下出血だと。まだ、Sさんは帯広にいる。

もうこれ以上書けません。でも、彼を知る親友は「燃え尽きたいい人生だったんじゃない」と。コロナが落ち着いたら「Sさんの遺志を継ぐ会」を開くとF氏は涙声で言った。

信じられないけど、神に冥福を祈った。

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知ってほしいなぁ、障がい者スポーツの素顔を

2021-08-22 17:45:22 | 日記

きっちりと仕事をし終えた。久しぶりに満足。NPOの清算ができた。ほっとしている。でも、・・・。昨日、電動車いすサッカーの写真や記事を見ていて、もっと語っていくべきだったのかと思った。

今朝TVで為末大氏がスケートボードやクライミングの選手たちの話をしていた。スケートボードの仲間たちはチャレンジして自分の最高のパフォーマンスを見せることにをお互いに価し合っているという。だから、成功した時はみんなで喜び合う。「金メダル」を取ることではなく、競技へのチャレンジ精神だという。クライミングは、選手たちが何人かで試合前どう登るかを相談しあっていた。勝ち負けとかではなく最大限のチャレンジをお互いに称えあうことではないかと。そうだなぁ、「銀メダルで申し訳ない」と泣くことでないなぁと思った。

スケートボードにしても、ともに喜ぶという精神がある。持っている力を最大限に、時にはそれ以上に出せばいいのではと思った。障がい者スポーツもそうだと思う。電動車いすのメンバーもみな仲良しだった。ブラインドサッカーの選手たちもお互いの顔は見ないが、抱き合って称えあっていた。

障がい者スポーツは特別視されがちだ。マスコミもそういう報道が多い。それでは距離感が出てしまう。昨日の写真の男子は将太君。自称電動車いすの貴公子だ。マスクを取ると本当にそう思う。手が自由に動かず試合の時は手をハンドルに縛って操作している。休憩時間にはお母さまがマッサージをしている。でも、元気にFBに投稿してくる。真理ちゃんと彼のデートは車いす同士だ。確か、花火を見ていた。そういうこと、もっと子供たちに知ってもらいたくなった。

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