梅雨が明けて、夏山シーズン到来。まずは足慣らしに鳥海山に登る。一般的な鉾立からのコースは健脚なら日帰りも可能だが、ゆったりと頂上の御室小屋で一泊する。
秋田といえばナマハゲと竿灯。駅前のなまはげくん。
鉾立への最寄り駅は象潟。ここは昔海に点在していた小島が地震の隆起で陸地になった九十九島が有名。マンホールにも描かれている。
水田に点在する九十九島
駅の軒下には巣立ち間近のツバメが
雪渓を渡る地元の小学生たち
今の鳥海山はニッコウキスゲが満開
登山路の石。なんだかにらまれているような・・・
固有種のチョウカイアザミは高山植物らしからぬ紫の迫力
御浜小屋から鳥の海
緯度が高い分、標高の低いところでもかなり雪渓が残っている。雪渓にも顔が。
頂上付近の岩。凍った水で膨張して見事に割れ目が。
頂上の御室小屋は荷揚げの真っ最中
御室小屋から頂上へは足場の悪い岩場を行く
頂上
小屋の夕食 器は使い捨て。おかずも出来合いのもの 日本アルプスの山小屋と
比べるとかなり落ちる
外輪山のひとつ七高山の朝焼け
下山路の千蛇谷の雪渓から頂上を望む
夏空に咲くニッコウキスゲ
下山してから吹浦の町で電車待ち 遊佐のマンホールには鳥海山が
翌日は乳頭温泉の奥の秘湯 一本松たっこの湯を探しに行く
乳頭温泉の一番奥の営業温泉は黒湯
ここからさらに乳頭山の登山路を歩く 斜面からは湯煙も立ち上り
さらに登ること30分 地面からなにやらブクブクと小さな湯溜りが
その脇に直径2メートルくらいの湯船発見 これだ!手を入れてみると適温のような気がしたのでさっそく裸になるが、足を入れると熱くて入れない。また服を着なおして近くの沢から備え付けのホースで水を引く。それでもなかなか温くならず格闘すること15分、やっと入れたが、湧いてくる湯の温度が高くて長湯は断念、カラスの行水となる。他にも野湯の類に入ったこともあるが、野性度はNo.1