三重県と滋賀県にまたがる御在所岳は以前から行きたかったのだが、日帰りでは少々遠く、といって1泊するほどでもないかと行きそびれていた。今年は雪も多そうなので行ってみるかと家から始発に乗って日帰りで出かける。
5時半に家を出て登山口の湯の山温泉に着いたのが10時ごろ、やっぱり日帰りは遠かった。遅いスタートなので頂上までたどり着いて戻って来られるかわからないが、いざとなったら下りはロープウェイでと考えていたらロープウェイは強風で動いてないとのこと。どこまで行けるかとりあえず登り始める。
本来なら眺めのよさそうな中道ルートと思っていたが、雪交じりの天気で見通しも悪いので裏道ルートに変更。
温泉街を抜けて登山道に入るが雪はたっぷり。途中に営業している藤内小屋もあるのでトレースもしっかりしている
河原の石は雪でモコモコ
1時間ほどで藤内小屋に着く
さらに上を目指し、せめて国見峠くらいまでは行ってみたい
なるほど岩がウサギの耳に見えなくもない
ロッククライミングで有名な藤内壁方面
藤内壁の下に何人かいるのが見える
そろそろアイゼンを付けた方がよさそうだと付けていると、人が続々と下りてくる。話を聞いてみると国見峠の手前で道がわからず断念したとのこと。うーん、そう聞けばこっちはまったく初めてのルートで単独。遭難するわけにもいかずあっさり撤退を決定、引き返すことに。
藤内小屋まで戻って休憩し下山。雪の下りは速く、充足感を味わうこともなくあっという間に終了
帰りも同じ時間をかけて往復8,000円を近鉄さんに献上することに。やっぱり四日市辺りで1泊して名物のトンテキなどを食して時間に余裕を持って来るべきだったと反省の1日だった