ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

花見山から十万劫(じゅうまんこ)山

2018年04月16日 | 山旅

以前から一度行ってみたかった福島の花見山を訪れる。

かって写真家の秋山庄太郎が桃源郷と称えた花見山は桜を中心に様々な花の木が植えられた花卉農家の私有地を公開しているところだが、今や福島市の観光資源になり今の時期は駅からシャトルバスも出て大変なにぎわいになっている。

例年の桜の満開時期を見計らって計画を立てたのだが、今年は例年より1週間以上早まってしまった。一時は止めようかと思ったが、桜以外にも花は豊富とのことなので出かけてきた。

まずは福島市のマンホール。なかなか細工が細かい

 

花見山入り口付近

 

 

頂上に咲く御衣黄(ギョイコウ)

 

花見山は散策コースが整備され周回できるのだが、私は人混みを離れ背後の十万劫山へ向かう。

 芽吹きの始まった登山道を上っていく。下の喧騒が嘘のように静かだ

 

1時間ほどで十万劫山(429M)到着

 

吾妻連峰がよく見える

 

ここからはアンテナ施設の方に下っていくが道が車道になった途端、山の斜面にゴミの廃棄が目立つ。農家の方が一生懸命山の手入れをし公開されているすぐ後ろの山にはゴミを捨てに来る人あり、とは情けない。

それでも健気にスミレが咲く

 

さらにはカタクリの群生も

 

しばらく下っていくと茶屋沼公園に出る。沼の周囲には桜の大木が植えられ満開時には素晴らしいはずだが残念ながら既に終わっている

 

 出発点の駐車場に戻って今度は桃源郷展望台に上ってみる。木々の手入れが行き届き木材チップの敷き詰められた道は気持ちがいい

 

吾妻小富士・東吾妻山

 

こちらも人は少なく出会ったのは女性一人のみ。地元の方で写真が趣味とのことで撮影ポイント、花の名前などを教えて下さる。この時期は3月の中旬ぐらいから足しげく通ってらっしゃるとのこと。 

 

 

 

きれいな蝶も

 

レンギョウ満開

 

花見山の斜面で燃えているのは春に紅葉するモミジだそうだ

 

桜の時期は終わってしまっていて残念だったが桜以外の花はまだまだ見頃で十分楽しめた。それでもやはり桜が満開の時期に再訪してみたい花見山だった。

花見山から福島駅に戻ったがまだ時間が早いのでもう1か所、飯坂温泉で満開になっているというハナモモを観に行く。

飯坂温泉マンホール。真ん中の建物は共同湯の鯖湖湯か

 

なるほど満開のハナモモ

 

 

花見山で観られなかったピンクをここで満喫したのだった

コメント
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