関東地方を襲った台風の被害を報じているが、今回は勢力範囲が狭かったためか西日本ではウソのような静かな状態だった。こんなこともあるのだ。
そんななか残った青春18きっぷを使ってしまおうと西日本へ向かう。18きっぷの旅ではあらかじめ時刻表を繰ってルートを決めていくことが多いが、最近はスマホで18きっぷ専用の列車接続を簡単に調べることができるので今回はそれを使っての「行きあたりばっ旅」にしてみる。
初めはとりあえず新快速で姫路に向かう。そこから乗り継ぎで岡山に向かい日本海側に出るルートにしようかと思うが乗った電車に遅れがあって接続がうまくできなくなったしまった。
しかたがないので岡山でゆっくり昼食を食べて市内見物をする。岡山といえばまずは後楽園。
歩いて行くとマンホールは桃太郎づくし
消火にも大活躍
ゴトゴトと懐かしい音がすると思ったら岡山市内は市電も現役だった。
街の真ん中に涼しげな水路が流れている
ちょっと気になる看板。ドラム缶焼とはなんぞや
後楽園は自己申告でシニア料金OK。140円也
手入れの行き届いた芝生が美しい
40年ぐらい前に母と来ているはずだがあまり記憶がない。若い時はこういうところにはまったく興味がなかった
百日紅がきれい
トイレというより厠の雰囲気
庭に船着き場あり。お城と水路でつながっていて、藩主池田剛政公がちょっと散歩にでもということだったらしい
天気がよすぎて日差しが強く残暑どころではなく汗だくになる。もう他にどこへも行く気にはなれず駅へ戻ることにして市電に乗ってみる。久しぶりの市電は懐かしさいっぱいだ。