ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

2019秋の岳沢

2019年10月10日 | 山旅

高い山では紅葉真っ盛り。早くいかねばと思い天気予報をにらみ、いったん日を決めても間近になると悪い方に外れてまたにらみなおし。そんななかのワンチャンスを狙って今年も岳沢に行ってきた。

私一押しの岳沢の黄葉を楽しんでもらいたいと今回は珍しく友人との二人旅。

 早朝の上高地は涼しいを通り越して寒い。外の寒暖計は3度を指している。

穂高の稜線に朝日が当たり始める

 

0730時岳沢登山口から上り始める。1時間ほどでいったん樹林帯を抜けて稜線を眺められるところに出る

雲一つない青空と岳沢の白い石に映える黄葉

  

小屋が見えてくる辺り。赤の少ない岳沢だがこの木は真っ赤に色づいている

 

赤い実も鮮やか

 

0950時小屋に着く。小屋のテラスで少し休んでもう少し上まで上ってみる

わずかに残る雪渓は貴重な水源

 

だんだん陽が高くなって気温も上昇、陽の当たる斜面も一層鮮やかになってくる

 

もうどっちを見てもきれい

 

 

今日はやたらとヘリが飛ぶ

 

振り返れば焼岳、乗鞍岳、その左肩に御嶽

 

ジャンダルム、奥穂方面

 

今回は黄葉見物が目的なのでこれ以上は上には行かず2500M辺りで引き返す

 

あとはゆっくり小屋で昼食のカレーを食べる。陽はますます高くなり斜面は輝きを増してくる。小屋の後ろの斜面はひときわ美しい

 

奥明神沢と明神岳の稜線

 

 

 

天狗岩

 

 午後になっても空には雲一つなく青空のまま。見飽きぬ眺めだがそろそろ下るとするか

超大型台風19号が接近、明日からは天気が悪くなるので今年の秋の紅葉ショーは見納め。惜しみつつ上高地へ戻ることにする

西穂の南斜面

 

上高地まで下って川沿いを散歩。夕陽に照らされた六百山と霞沢岳

 

赤い実を頬張るサル

 

翌朝のバスで上高地をあとにする。バスセンターの建物に映る稜線

 

今回の旅は雨で予定の日が二転三転。当初の予定ではもう一山登る予定だったが台風接近でそれはかなわず。それでもなんとか1日だけは好天に恵まれ紅葉を堪能できたのだからよしとしなければ。

明日は鉄道も運休を決めたところが多く、名古屋駅まで来ると予定を前倒しにしたのか、新幹線のホームは人であふれていた。

台風は15号に続き今回の19号も関東地方を直撃するらしい。大きな被害が出なければいいのだが。

 

コメント
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