ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

68/100

2020年05月15日 | 山旅

登山が好きな人で深田久弥の「日本百名山」を目指す人は多いが、私自身はあまり興味がない。100の山をひとつずつ登ってつぶしていくというやり方はあまり性に合わない。好きな山域には何度でも行くし無名の山にも行って、これまで楽しんできた。なので百名山のいくつを登ったのか数えたこともなかったのだが、今回昔の写真や記録を眺めていたら数えてみたくなった。結果は68だった。まあそんなものか。

百名山を全部登るには北は利尻島から南は屋久島まで行かねばならず、時間も費用もそれなりにかかる。とてもそんなことは無理なので代わりに百高山を目指しているという人に山で出会ったことがある。なるほどそういう手もあるかと思った。標高の高い山は主に北アルプス、南アルプスに集中しておりこちらの方が時間も費用もかからない。

とはいえ私はこれも目指しているわけでもないのだが、今回こちらも数えてみた。結果は72だった。こちらの方が少し多かった。やはり煙となんとかは高いところが好きなのかもしれない。

百高山のうち標高が3000Mを越える山は21あるのだが、そのうち20は登っていることになっている。唯一残っているのは最高峰の富士山なのだが、どうもこちらにはこれからも登らない気がする。

やはり富士山は見るだけで十分。夏のあの混雑を考えるとぞっとするし、といって雪のある時は危険すぎて行けない。

人生は目標を持ってその達成のために努力すべき、そう考える人にとって百名山とか百高山は目標設定がしやすい。すべてに登れば確かに達成感はありそうだ。

この目標設定が苦手な私は、いいのいいの目標なんかどうでもいいの、楽しければいいの、という方に流れてしまう。これからも数にはこだわらず好きなように登らせてもらうことになりそうだ。

見るのはすばらしい。塩見岳頂上からの富士山

 

2014年7月

 

コメント
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