朝から雲一つない青空。信濃大町から扇沢への一番バスに乗り込む。
バスの中からも稜線がくっきり
コロナ明けの日曜ということで扇沢の駐車場は車でいっぱいだ。ほとんどの人はここから黒部方面に向かうが、私はここから爺ヶ岳への日帰り往復である。標高差で1200M 、コースタイムで8時間45分の久しぶりの長丁場なので少々心配だが柏原新道は歩きやすい道なのでなんとかなるだろう。
0700時扇沢を出発。快調に上って鉄砲坂までくれば種池山荘はすぐ
種池山荘へは予定よりかなり早く着くが、私が速いわけではなくコースタイムが甘めなのだろう
小屋名物のピザはもうやっていないということなので手持ちのパンをかじる
小屋の前の斜面のチングルマの群生。花が終っても白い穂、鮮やかな赤い葉と変化を見せてくれるサービス満点の花だ
ここからは爺ヶ岳に向かって気持ちのいい稜線歩きだ
登るにつれて西には剱岳が
北には鹿島槍ヶ岳が
1時間ほどで爺ヶ岳南峰到着
隣の中峰からの立山、剱方面
南には槍、穂高も
眺めを堪能して来た道を戻る
小屋前の斜面の草紅葉。後ろは針ノ木岳への稜線
下りは午後の日が当たって紅葉もいっそう鮮やかに
上りは快調で楽しく歩けたが下りは長く感じる。以前ならひょいひょいと大股で歩いたのだが、今は痛めた右足首に不安がありひょいひょいの間にもうひとひょい必要で歩くのも遅くなり疲れる。
それでもなんとか1500時には扇沢に到着。昨日の栂池が足慣らしになったのか久しぶりの標高差も苦にはならず無事に歩けたことに感謝。
大町市マンホール