今回のオルレ歩きは以前もらった冊子を頼りに長崎までやってきて島原の2コースを踏破。さらに天草・苓北コースというのもあったのでこれも歩いてみようと、長崎の茂木港から高速船に乗って出発点の天草苓北の富岡港へ勇躍上陸。港の観光案内所で詳しい資料をもらおうとしたのだが置かれていない。これまで出発点には必ず資料が置いてあったので変だと思い尋ねると「オルレはなくなりました」と耳を疑う言葉が。今年の3月で終了して目印のリボンや矢印もすべて撤去されているとのこと。ガーン。もらった冊子をあてにして直前にネットで確認してなかったのがまずかった。
せっかく来たのにと思っても後の祭り。こうなったら街の地図を見て勝手に歩くしかないということでまずは富岡城に向かう
マンホールは椿と何?
下から見た富岡城
鳥居をくぐって上っていく
城址からは眺めがいい
港方面
城跡から下りてさてどこへ行くかと街の方へ歩いていく。
整然としたたこつぼは不思議な造形
ここにもくまモン
それにしても今日は暑い。5月の爽やかさはなく夏の陽気で汗が噴き出してくる。
切支丹供養碑などを見て、白木尾海岸まで行ってみるが、オルレという目標を失ってなんだか気が抜けてしまった。おまけにこの暑さ。
港に引き返して帰りの船を待つのだった。
長崎市内に戻り、観光案内所でオルレのことを聞いてみる。以前もらった冊子は全部で21コースが載っていた。新しいのをもらうと18コースに減っている。ただ天草・苓北コースは載っているのだが、最新情報ではこれがなくなって、松浦・福島コースが新設され結局今は18コースということらしい。やはり直前にネットで確認しておくべきだったと悔やまれる。
ツアーの観光客が行かないような、車では入れないような場所も楽しめて私は気に入っているのだが、ネットで調べているうちにオルレについては好意的ではなく否定的なとらえ方をされていることもあることに気づいた。発祥が韓国ということが気に入らないような書き込みもあってなんだか的外れにも思える。ただ運営する自治体もコースを維持していくのに負担を感じているようなことも述べられているのは気にかかる。
コース設定は自治体の腕の見せ所。訪問者が楽しめより多くの観光客に来てもらう工夫を期待したいのだが