南アルプスの前衛峰として最近人気の山、日向山に登る。最寄り駅の小淵沢駅からバスの便はないが、シーズン中は予約しておけば乗合タクシーが利用できるので今回はこれを使う。
タクシーで尾白川渓谷駐車場へ送ってもらい登りだす。
道はよく整備され歩きやすい。天気は上々、やはり山登りはこうじゃなくちゃ。
3連休の最終日、天気も上々ということで上りも下りも登山者が多い。クマ鈴は必要なさそうだ
秋の森も陽に映えて美しい
炭焼き釜の跡が途中何ヶ所かあったりして
2時間半ほどで日向山の三角点到着
ここは眺望がないのでこの先5分ほどの雁ヶ原に進む。
この山の人気が高いのはここからの眺望と白い花崗岩のザレ場にある。
標識の後ろに甲斐駒ヶ岳
鳳凰三山
八ヶ岳連峰
白砂の斜面と八ヶ岳連峰
白い砂に紅葉が映える
風化する花崗岩
足元は斜めの白砂のザレ場なのであまり淵には寄らない方がよさそうだ。安定したところで眺めを楽しみゆっくり昼食
食べ終わって見納めに甲斐駒ヶ岳のアップ
存分に眺めを楽しんで午後の陽に映える森を下る
駐車場まで下りて、迎えのタクシーの時間まで余裕があるので竹宇駒ヶ岳神社に参拝
ここから尾白川に架かる橋を渡ると黒戸尾根を経て甲斐駒ヶ岳へ至る
甲斐駒ヶ岳には北沢峠からは登ったことがあるがこの黒戸尾根のルートは歩いていない。このルートは標高差も2200Mと大きいし難所もあるので元気なうちに歩いてみたいとは思っていたがもう叶うことはなさそうだ
少々感傷にふけってしまったが、今日のところは快晴の天気の下、眺望の素晴らしい日向山に登れたのだから十分満足のいく1日だった
小淵沢から松本に出てお気に入りのスープカレーを食べて今回の旅は終了
最悪の天気の荒船山と最高の天気の日向山、やはり山登りは天気に尽きる。ツアー代を惜しんで雨の山に登るのはあまり賢明とは言えないとつくづく思った旅だった
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