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藤沢周平原作の映画「必死剣鳥刺し」を観る。愛妾に溺れ、施政を省みない殿様を諌めるため、死罪を覚悟の上、その愛妾を斬るが、意外にも1年の閉門蟄居だけの罪となった主人公。蟄居が解け、意外にもその殿様付きを命じられる。だがその裏には、中老のたくらみがあった。義憤から殿様の命を狙う男から殿様を守るための盾にされるための延命が意図されていたのだ。最後は黒澤映画バリの雨の中の壮絶な斬り合いとなるが、必死剣は活きるのか・・・。というわけで、いかにも藤沢周平らしいテーマの映画だった。それにしても、どんな馬鹿殿でも仕官した以上は仕えるというのが「武士道」なのかな・・・。
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